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聴いた曲を紹介する日記(2023年5月8日)第58回:淋しい熱帯魚/ClariS

淋しい熱帯魚/ClariS

つい最近、オリジナル(Wink)のほうの「淋しい熱帯魚」もClariSの曲(カラフル)も「聴いた曲を紹介する日記」で取り上げたところだったのだけど、まさかこのタイミングで「ClariSによる淋しい熱帯魚のカバー」が発表されるとは……偶然にびっくり。
これに限らず、ここで取り上げた後にそのアーティストや曲に絡む新しい話題やニュースがあることがあって(玉置成実さんの初期の曲を取り上げた1ヶ月後に初期のMVが公式公開されたり)、まあ、偶然なのだけど、何気にテンション上がってる。

楽曲の配信開始と共に公開されたMVも昭和の歌番組風の構成と演出が楽しい。
自分は「ザ・ベストテン」はリアルタイムにはほとんど見た記憶が無くて(でも昭和生まれだけど……)、ほとんどの「昭和レトロ」を後追いで知った人間なのだけど、「昭和の歌番組、特にザ・ベストテンのお約束感」が上手く盛り込まれた楽しいMVになっていると思う。

たとえばこの2つのシーン、MVとして映像を作ることを考えた場合、編集前提なので、照明スタッフが映り込む画も、ガンマイクが見切れる画も、本来はカット候補、また、このMVの中で実際そうであるように、複数カメラによる撮影で別カットを使っても良いところを、生放送感、生中継感を出すために意図的にこの画を作っているところが面白いし、わかってるなー感がある。

ClariS、元々コンセプトとしてWinkは意識していただろうし(公式でもこの発言はあったかな?)、こうして実際にパフォーマンスしてる姿を見ると、Winkのカバー、寂しい熱帯魚の無表情ダンスパフォーマンスがめちゃくちゃしっくりくるなあ。



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