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初めて外国人に話しかけるマインドと「英語」の本質

英語を学び始めて最初にぶち当たる壁、それは「外国人と話すのが緊張する」です。これは英語が話せる人でも経験してきた道です。

今回はこういった悩みのある方、そして英語の本質とはなんなのか分からない人に向けて記事を書きました。参考になれば幸いです。

● 外国人との初めての会話(体験談)

僕は英語を学習してきて約7年になります。ですが、今でも初めて外国人に話しかけた時のことを覚えています。

あれは中学生の頃、京都探訪というイベントの時でした。当時の僕は英語に興味を持ち始めた頃でしたが、日本人教員が英語の授業を担当していた訳でなかなか外国人と話す機会はありませんでした。京都探訪をする際、個人的な目標を掲げて挑もうと思い、「絶対外国人と英語を喋る」という目標を立て実行しました。

その頃の僕は全くと言っていい程英語が話せませんでした。簡単に主語と動詞を並べるぐらいで精一杯でしたが、カタコトな英語を話すのは逆に恥ずかしいと思い、思い切って「英語が喋れる風」を装っていました。これが功を奏したのです。

道中1人のイケメンハンサムな外国人が歩いていて、僕は勇気をふりしぼりました。彼はポストに手紙を投函しようとしていたので、教えてあげたのです。
「This is International」(これは国際便です)。
たったこの一言伝えたのです。すると相手はにこっと笑い、「Thanks. Your English is very good」(ありがとう君の英語はとてもいいね。)と言ってくれました。

この時僕は感動を覚えました。自分の拙い英語、しかもたった一言伝えたら感謝され褒めてもくれた。英語が話せるとこんなに感動できるんだと改めて気づき、そこから僕は英語学習が病みつきになってしまったのです。

● 羞恥心

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英語で外国人に話しかける第1歩が踏み出せない方の中に、羞恥心がある方が多いでしょう。

♦ 自分の英語力はそこまで高くない
♦ 発音なんてカタコト
♦ 文法できない

こんな悩みを抱えている人が多くいるでしょう。これらの悩みが第1歩を邪魔してる要因なんです。
これらをどうやって克服するか。
羞恥心を捨てろなんて言いません。

● 踏み出す勇気

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第1歩を踏み出すのに
♦ 高い英語力
♦ ネイティブレベルの発音
♦ 正確な文法
これらは意識しなくてもいいんです。
大事なのは
伝えたい気持ち
これだけなんです。

人は完璧主義を求めやすいものです。ですが、そればかり考えていると行動に移せない場合が多々あります。

英語】というのはあくまで【伝える】のが
目的なわけで、【完璧】は必要ありません。

そもそも英語に完璧なんてないんです。
確かにネイティブの発音を意識するのも文法の正確さを求めるのも大事です。でも完璧なレベルに落とし込む必要は実はないんです。伝わればいいんだから。

● まとめ

何故我々英語学習者はネイティブ発音を追い求めたり、文法の正確さを求めているのでしょうか。完璧でありたいからでしょうか?

違います。

ネイティブ発音も、正確な文法も、

分かりやすく相手に伝わって欲しいから

ではないでしょうか?

英語の本質というものは、ツールです。コミュニケーションツールです。つまり伝える心が大事です。正しい発音でも文法でもありません。

自分の話す英語が相手に理解して貰えた時の感動、味わってみたくないですか?

今なら実行できるはずです。