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【インドネシアで有名な寿司チェーンすし亭】マカッサルで日本食文化を伝える

日本料理はインドネシアで非常に人気があります。現在インドネシアには日本食レストランがたくさんありますが寿司は代表格でしょう。
有名な寿司レストランの内の一つは、すし亭です。

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すし亭は2003年にジャカルタに第1号店をオープンしました。それ以来、どんどん成長し、インドネシアジャカルタから他の主要都市に新しい店舗を展開していきました。今や39店舗を構えるまでに成長しています。

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すし亭はオープンキッチンと日本文化独特の内装が採用されています。
オープンキッチンなのでカウンター席からは、客が自分の注文したお寿司を板前に作ってもらうところから見ることができます。すし亭はまた、インドネシア初の回転レーンを有する回転寿司レストランとされています。

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マカッサルの中心にも店舗があり、ロサリビーチやフォートロッテルダムのすぐそばに位置しています。日本人板前がお店の2階に住んでいてお店を指導しています。お店に入ると日本語で「いらっしゃいませ!」と元気な声で迎えてくれます。日本人がほぼいないマカッサルでインドネシア人に日本語で挨拶されると、ちょっと戸惑いますが気分はすごく良いです。
すし亭は、信頼できる日本の技術・味と地元の味を組み合わせ、サービスと快適さはマカッサル最高レベルです。

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メニューには様々な種類の寿司があって、選ぶことが困難になる位です。メニューは日本語でも書かれていますし、注文も日本語でほぼ通じます。日本人のおもてなしの精神も教育されており、日本にいる様な感覚となります。
他のインドネシアにいくつかある日本料理店で日本料理を食べても微妙にアレンジされていることも多く、がっかりする事ばかりですが、ここは違います。

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メニューの完成度も高く、味も良くインドネシア料理が連続した後は、すし亭を選択します。
今までお客の中心は、チャイニーズインドネシア人が多かったのですが、最近ハラール認証を受けて以来、ムスリムも多くなってきました。

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その代わり、以前はビールがメニューにあったのですが、飲めなくなってしまったのは残念です。

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すし亭にいると、寿司を通じて、日本文化や日本人気質、おもてなしなどの心を伝える事ができると感じます。今までインドネシア人は、生の魚をほとんど食べなかったのですが、おいしい寿司から魚の持つ本来のおいしさを伝え、魚の鮮度管理や処理する技術など、インドネシア人が生魚を食べる文化に変化しつつあります。インドネシアで寿司を食べ始まると、魚の需要が増え漁業の安定にも繋がります。日本に訪問して、本場の寿司を食べたいというインドネシアの人たちが増加して、いっそうの交流が深まる事を期待したいですね。

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いつも最後まで読んで頂きありがとうございます。サポートしていただければ、いつも新鮮な魚を獲ってきてくれるインドネシア南スラウェシ州マカッサルの漁民達が少しでも生活が豊かになるような、国際協力に役立てさせていただきます。今はコロナでインドネシアに行けませんが来年から本格始動します。