企業分析 ~ ワークマン②
前回書いたワークマンの話の続きです。
第5章は広報戦略について。
日経トレンディが選ぶ2019年のヒット予測ランキングにワークマンが取り上げれた話などが載っています。
このインパクトはかなり大きかったということでテレビの取材などがたくさん押し寄せたそうです。
第6章は実験的な店づくりについて。
実は、時間帯によって、店名が変わる店舗があるそうな。「ワークマン」から「ワークマンプラス」へ、「ワークマンプラス」から「ワークマン」へというように、看板が変わるということです。
内容は同じなのだけれども、看板によって与えるイメージが異なるので、こういった見せ方をしているそうです。
第7章はFC展開について。
ワークマンは、基本的にフランチャイズの展開をしています。フランチャイズがオーナーのインセンティブ用に様々なプランを用意しています。
継続的な成長が目指せるような仕組みで店舗展開をしています。
第8章は、「変えたこと」と「変えなかったこと」
変えたことは、データ経営について、第2章でも触れたように、社員がデータ分析をできる体制を作り、データを利用した経営方針に向かっていたこと
変えなかったことは、店の標準化という従来からあった強みの点。
これら見てきたように、様々な要素があった上で、現在のワークマンの快進撃が成り立っています。
それらを細かく解きほぐし分析していっている本書はなかなか読み応えがあります。もしご興味あればぜひご一読を
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?