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企業分析 ~ ワークマン

今日はワークマンについて書いてみようと思います。

ワークマンについては売上の成長がコロナ前の時期から大きく取り上げられていましたが、このコロナの環境下にあっても業績は落ちることなく伸ばしているという驚異的な進撃を続けています。

そして、この本を最近読みました。

ネットでも話題になったりなどしていましたが、自分で読んでいて、とても引き込まれる感があり、実は今まで「ワークマンプラス」に行ったことがなかったのですが、スマホで最寄りの店舗を調べて実際に行ってみました。(まあ、最寄りといっても、都心エリアには店舗がないので、郊外までいったのでそこそこ時間かかりましたが)そして、ついつい店舗をみて回っているうちに色々と買い込んでしまい、5000円分以上買ってしましました(ノ゚ρ゚)ノ ォォォ・

第1章は、ワークマンを変えた男として、記事などでもよく取り上げられる土屋哲男専務について。三井物産などでの経験を経て60歳でワークマンにジョインした前後の話から。

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第2章がデータ経営について。この章がある意味本書の肝と言えるかもしれません。

データ分析は、完全にカリキュラム化されている。入社年次に合わせて、ステップを駆け上がるように学習計画が組みこまれているのが特徴だ。

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社内システムやエクセルなどの使い方の講習を行い、社員がデータ分析できる基礎力をつけていっているとのこと。こうして分析技法を身に付けることによって仕入れに生かすことができる。

そして、「善意型サプライチェーン」の件。

メーカーが生産した分は、ワークマンが無条件ですべて買い取る。商品が倉庫に届いた時点で全量分の代金をメーカーに支払い、ワークマンに所有権が移るという仕組みである。

理由の詳細は本書を見て確認してみてください。

第3章では、価格の面に焦点を当てている。

売値を決めてから、原価率65%という目標があり、それに向けて商品を開発していく。

第4章はファンの声を反映させていく仕組みについて。

ユーチューバーやインフルエンサーを「製品開発アンバサダー」に任命し共同開発していく話。

ワークマンの商品のファン層を身内化することによって、商品の魅力を外部に発信していく。

こういった形で、ファン層と一緒にワークマンの魅力を広めていくことができる流れになっています。


ちょっと長くなってきたので次回に続きます。

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