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034 米兵として戦った日系アメリカ人二世、Katsugo Mihoの人生を学生に伝え異文化及び歴史理解を促す

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共に日系二世442連隊で戦ったダニエル・イノウエ上院議員(左)とカツゴ ・ミホ氏(右)             Photo:  Courtesy of the Miho family.

【 私の研究はこんな感じ】  
 日系アメリカ人二世のKatugo Miho氏から直接聞いた戦前、戦中および戦後の過酷な体験を学生に英語で伝え、異文化及び歴史理解を促しています。
二重国籍保持の二世、大学在学中に真珠湾攻撃、日本人であるため父親が逮捕、米兵として欧州戦線へ、戦士した兄の遺灰を強制移住センターの父の元に届ける、ダッハウ強制収容所のユダヤ人解放、広島の姉が原爆から免れたこと等。戦後は弁護士および判事として働く側「僕のような体験を誰にもして欲しくない、日米関係を良くするために」とボランティアとして相撲のハワイ場所の勧進元等として活躍。学生には彼の体験を心で感じて欲しいと願っています。

【こんなことを教えてください・こんなコラボをしたい】 
 日系二世部隊、442連隊で実際に戦った日系アメリカ人二世の方々はご高齢ですがハワイや西海岸でお元気な方々がいらっしゃいます。二世の方々から及びご家族から直接お話しを伺いたいと思っています。
また二世のノンフィクションを書かれたアメリカ人作家の方々と日米でシンポジウムを行い、多くの方々に今を大切に生きるために歴史的事実を知ってもらいたいと願っています。
 シンポジウム、取材、渡航、滞在費等が必要になりますので、ご支援頂ける団体等教えて頂けましたら幸いです。

【私はこんなことができます・こんな協力ができます】 
 ハワイのThe East West Centerで異文化の研究をしていた時、偶然知り合った日系アメリカ人二世のKatsugo Miho氏の戦前、戦中及び戦後の体験を学生に英語で伝え始めて30年。日系アメリカ人の存在を知らない学生が多くなってきた今、Katsugo Miho 氏の人生、日系アメリカ人二世について、学生だけでなく一般の方々にも英語でも日本語でもどこでもお話に伺います。大学では一時限のみと14週間連続の授業で伝えています。The Miho familyとは今も親しくお付き合いさせて頂きこの写真もすぐ送って下さいました。

【コメント・問合せ】
 
神奈川大学研究支援部産官学連携推進課
   sankangaku-web@kanagawa-u.ac.jp