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冬の甲信 山を眺める旅

私は、学生時代、冬になると山梨や長野へ一人旅によく出かけていました。

目的は、山を眺めるためです。

冬山に登りたいのですが、冬山登山のしっかりとした技術はありません。

せめて、冬の雪化粧した山々を眺めたいと思い、山を街からでも眺望できる山梨や長野に出かけていました。

今回は、その冬の甲信の山を眺める旅をしてきたなかで、個人的にオススメのスポットを紹介していきたいと思います。

1.小淵沢駅(山梨県北杜市)

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一つ目は、中央本線・小海線の小淵沢駅です。

小淵沢駅の改札を出て、右に進むと二階の展望デッキに行くことができます。

展望デッキからは、よく晴れていれば、富士山・南アルプス・八ヶ岳などの山々を眺めることができます。特に、甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳が美しいです・

小淵沢駅で列車を待っている間などに、ちょっくら眺めてみるのが良いかと思います。

2.清泉寮 自然歩道(山梨県北杜市)

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二つ目は、同じく山梨県北杜市にある牧草地からの眺めです。

小淵沢駅から伸びている小海線 清里駅から徒歩15分程度で行けます。

地図上だと、清里駅の北西にある牧草地付近になります。近くに清泉寮という宿泊施設があります。

牧草地を囲うように遊歩道が伸びているので、のんびり歩きながら山並みを楽しめます。※牧草地への立ち入りはできません

写真のように、南八ヶ岳の山々(赤岳・横岳・権現岳など)を大迫力で眺めることができます。スイスアルプスのような牧歌的な風景も楽しめます。

3.松本駅 アルプス口(長野県松本市)

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続いては長野県のスポットです。

松本駅のアルプス口です。改札を出て左に進むとアルプス口(西口)です。

冬の晴れた日の早朝に行くと、運がよければ北アルプスの山々を眺めることができます。「岳都 松本」を実感できる風景を楽しめます。

昼間になると、雲で隠れしまうことが多いので要注意です!

4.大糸線からの車窓(長野県松本市~新潟県糸魚川市)

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次はスポットではありませんが、大糸線の車窓からの眺めです。

松本駅から乗ることのできる大糸線は、山好きにはオススメの路線です。

松本駅から大糸線に乗車し、進行方向左側の車窓からの眺めは、本当に素晴らしいです。

また、冬に大糸線で北上していくと徐々に周囲の積雪量が増えていきます。

山並みも、純白の風景へと変わっていきます。

白馬駅あたりからだと、真っ白な後立山連峰を眺めることができます。

車窓からの風景ではありませんが、白馬駅を降りて、少し歩いたところからは・・

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このような白銀の山々を平地からでも眺めることができます。

大糸線では、様々な角度から変化していく山並みを車窓から楽しむことができます。

5.大町山岳博物館(長野県大町市)

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最後は、長野県大町市にある大町山岳博物館です。

大糸線 信濃大町駅から徒歩25分程度で行くことができます。(道中、坂を上るので車か駅からタクシーがおすすめ)

大町山岳博物館からは、写真のように北アルプスと大町市街地を一望することができます。

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また、大町山岳博物館は、山に登ったことのある人なら一度は訪れておきたい博物館です。ライチョウを外の付属園で観ることもできます!


以上、個人的にオススメのスポット5選でした。

きれいな山並みを眺めるためには、冬の晴れた日の早朝を狙うのが良いかと思います。午前中は、くっきりと眺めることができても、昼間になると雲が山にかかってきてしまいます。


冬は山に登らないという方は多いかと思いますが、意外と平地でも山を楽しむことができます。

これからの季節、朝は寒いですが、遠くの山々を眺めに外に出てみてはどうでしょうか。

今日はここまで。最後まで読んで頂きありがとうございました。


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