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歯医者の定期検診、値段が高い

妻も私も通っている歯科医院の定期検診、値段が高いと思う。
3ヶ月に1回通って3,690円、年に1回のレントゲン撮影の時は4,900円払っている。

3割負担なのでなんとか払う気になるが、歯科医院の報酬はそれぞれ12,320円16,340円であり、自分で払う気になる額ではない。しかし、健康保険料を通じて間接的に払っている。

以下は、直近のレントゲン撮影の時に貰った明細を表にしたもの

以下、主な内容を解説しましたが、結論はこちらです。

  • 「か強診(かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所)」では無い歯科医院の方が安い

  • 「歯科衛生実地指導」は文書が要件。定義上は、文書を貰ってないなら払わなくて良い

再診

初診の場合264点であるが、再診は56点

症状が完治せず、3ヶ月以内に通院する場合は初診ではなく、再診になる。
妻も私も「歯周病患者」ということで、再診になっているのだろう。

歯科疾患管理料(画像疾患管理)

歯科疾患管理計画を作成し、その内容について説明を行い100点
か強診(かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所)の届け出をしている歯科医院の場合、6ヶ月以上の長期管理をするとさらに120点

通っている歯科医院は、年に1回のレントゲンの時や、何か症状を訴えないと、定期検診で歯科医師は出てこない。
担当の歯科衛生士さんは明確には言ってこないが、妻も私も「歯周病患者」ということで「歯科疾患管理」が長期的にされているのだろう。
ただ、管理計画の説明と言っても「定期的にクリーニングに来てください」くらいで、これに毎回220点(2,200円⇒3割660円)とは釈然としないものがある。

歯科衛生実地指導1

歯科疾患の患者に対して、主治の歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、直接15分以上の実地指導を行った上で、当該指導内容に係る情報を文書により提供し80点

歯科衛生士さんが検査・クリーニングの最中に磨き方のアドバイスをして、最後に歯ブラシをプレゼントしてくれるが、「直接15分以上の実地指導」は受けていないような気がする。
歯ブラシと領収書を貰って帰るだけで、少なくとも「指導内容に係る情報を文書により提供」は受けていないので、これは払わなくて良いだろう。
ただ、80点(800円⇒3割240円)なので、会計時に戦う気力が湧いてこないが…

歯周精密検査

チクチクしたり、歯を揺らしたりする検査のこと。
1本の歯の歯周ポケットを4点以上測り、出血の有無、歯の揺れ、歯垢・歯石の付着状況を検査して、歯が20本以上なら400点

毎回大変そうであるが、400点(4,000円⇒3割1,200円)貰えるので、オイシイ仕事に思える。
毎回この検査で「歯周病があります」と診断されていると思われる。

SPT(歯周病安定期治療)

歯石取りや着色落としなどのクリーニングのこと。歯が20本以上で350点。か強診(かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所)の届け出をしている歯科医院の場合、さらに120点

クリーニングのために通っているようなものでもあり、実際キレイになるので350点(3,500円⇒3割1,050円)はすごく妥当に思える。
か強診120点追加は、クリーニングだけの患者としては釈然としないが、在宅訪問への対応など、歯科医院として取得するのはけっこう大変そうなので仕方ない。

クリーニングだけの患者は、逆にか強診を取っていない歯科医院に通った方がお得とも言える。
※SPTの保険適用は3ヶ月に1回までですが、か強診の場合は毎月保険適用できます。

パントモ(レントゲン)

撮影

診断

設備も高そうだし、診断のスキルも必要そうなので、402点(4,020円⇒3割1,206円)は妥当な気がする。

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