なぜ?未利用資源の付加価値付けをしているのか?
こんばんは!仙台のイベントの帰りに、疲れ果てパーキングで中途半端に寝てしまった、三陸みがき屋です!
いつも思い立った瞬間に書いているので、中途半端なお話が多いのですが、お付き合いください!
今回は何故?未利用資源の付加価値付けをしているのかを書いていこうと思います。
私の活動をお話しすると、9割方このように言われます。『SDGsだからやってるんですか?』
この話を聞かれた時に私はいつも聞き返すのですが、『SDGsって何ですか?幅が広すぎてよくわからないので教えてください。』
はい、私はそもそもSDGsが何なのかよく分かっていません。
私が未利用資源の付加価値付けをしているのは、もっと簡単な理由です。以下3つの理由からです。
①生産者さんが困っている
②もったいない
③地域活性化に繋がる
本当に単純なのですが、
①私は農家にも漁家にも、現場に入って種まきから収穫までの手伝いをしています。
生産者さん達が何を大事にしているだとか、どうなりたいとかの話を聞いている中で、こんな相談をされる事が多くあります。
『生産物は全て子供みたいな存在。全ての収穫物を送り出したい。でも世の中は色や形が悪いってだけで食べてくれないし、そもそも受け入れてくれないんだ。』
生産者さん達にとっては、全て子供のような存在なのです。勿論割り切って廃棄する方も多いのですが、心内はこう考えている方は少なくありません。
そもそも、自分の子供が五体満足で産まれなかったら愛さないのか?という事と同じだなと思いました。
②もったいない。
私はこれを凄く感じています。
生産者が出荷できないものは、単純に言うと、人間のエゴで出荷できないと私は考えます。
色や形が悪い、小さい、曲がってる、ちょっと傷がついている…etc
スーパーのきゅうりなんかが良い例で、昔は曲がったきゅうりがいっぱい売ってたけど、最近は真っ直ぐなきゅうりじゃないと売れないから売らないというお店が多いなぁと思います。
では、曲がったきゅうりの成分値や味と真っ直ぐのきゅうりの成分値や味はどのように違うのでしょうか?
海産物にしても、色味が悪いから出荷できなかったり、重さが一定基準を下回るから出荷できなかったりとそこにも人間のエゴが存在します。
実際に食べてみると、かえって美味しかったりします。
後は食品として認知されてないから出荷できないものも様々あります。
当社が加工している昆布根藻塩の昆布根もその一つです。
これに至っては、歯応えがあって昆布の葉の部分より美味しかったり、栄養成分が高かったりします。
一番問題なのは、『知らないから』という話もあります。
③ニュースを見ると、日本は食料自給率が低いとかって言われていたりしますよね!
又SNSを見るとそれを鵜呑みにしてる方が散見されます。
知らない人が知らないだけで、実はもったいない事をしているから、自給率が低いという事実を認識してないだけと私は思っています。
又、人間のエゴが生産者さんを減らしている事実もありますが、それは又別で書きます。
是非一度でも、魚市場を見学に行く事をオススメします!何でしたらご案内しますが。
地域未利用資源を解決すると、生産者は救われ、環境問題も解決します。地域未利用資源から地域に根付いた商品をつくると、地域活性化にも繋がっていきます。
私が何故未利用資源の付加価値付けをしているのか?はこれが理由です!
とは言え、わかりやすく説明する時はSDGsという言葉を使うこともあるので、完全には否定しませんが、私にとって大事なのはそこではないのです。
未利用資源について詳しく知りたい方は、メッセージもお待ちしています。
生産現場をみてみたい、体験したい方には人や現場を紹介できますので、気軽にご相談ください。
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