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ボイトレのこと〜カラオケ喫茶とYOGA

人生初、カラオケ喫茶というものに行ったんです。古き良きバーカウンター、もったりと塗装を繰り返された家具達。「おぉ!」って感じ。
カラオケ喫茶の条件はこう
・みんなが使うマイクなのでいちいち自分の好みにエコー調整できない。
・知り合いから他人まで歌う方向性が謎
・毎回点数が出る、出ちゃう

一曲歌ってみて、他のお客様、夫が歌ってみて感じたのは
「なに!?このエコー(汗)」
「ロー感(低めの音の成分)どこへ行った?」

だからみんなも歌いづらそう、出したはずの音が聞こえてこないので
聞こえてくる高い音の方へ行ってしまって喉が上がる上がる(私も)

私は最近中島みゆきさんの「糸」を弾き語りでマイク録りしていたので歌ってみたのですが、驚くほど明確に「家では聞こえていたロー感のなさ」に気づいたのです。それであとから気づいたのですが

【自分のロー感を探して体が自然と腹式歌唱になって】行きました。
↓詳細
・重心を下に持っていた
・顎を引いた
・発声時に自然と横隔膜が下がった
・出た声を肺に戻すような歌声になった
結果、私の苦手な力強い下鳴りのする声を出すことが出来たんです!!
なにより、私自身、その下鳴りの歌唱が気持ちよかった!
朗々と歌う、とかやったことなかったので。

後日、あれはなんだったんだろう、と思ったときに、
「自分で欲しい音を検知?探知?」してたなって思いました。これ違う、ほしい音と違う、こっちこっち、って。

話は変わって、最近YOGAの先生のところに体の動かし方など習いに行っているのですが、同じような体験をしました。
レッスンの後外に出て歩いたとき、頭の位置が
「正しい位置を探査」
し始めたんです。これは驚きだった。いつもは結構前だったことにも気づきました。これは先生が探知が可能なほど筋肉を緩めてくれたこと、バランス感覚を覚ましてくれたからだと思う。体が自然と探査するように持っていってくれたんです。

きっとボイストレーニングもそれが理想で、欲しい声を明確に生徒さんに意識してもってもらってそれを出すために
「体が自然と探し始める」
のが理想だなぁと思いました。本番に先生はいないし。
いい感覚、いい体感をインプットするって大事!!

今回の気づきをくれたのはYogaの先生と、正直ヤバい環境のカラオケ喫茶でした。高得点出ませんでしたけど、し〜らないっw



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