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マイク無しで。。。

つい昨日、松永の「蔵」でクラリネット奏者熱田昭夫さんリーダーのライブを拝聴しに伺いました。

光栄なことに2曲(Over the RainbowとTea for Two)も歌わせていただくことになったのですが、マイクのセットにまごまごするものあれだし、みんなアコースティック(電気通してない)だし、「どうなるん?」っていう興味もあってマイク無しで歌うことになり。

お風呂の響きを100としたら人の大勢いらっしゃる漆喰壁の「蔵」は響き10くらい(ちなみに響きゼロはお昼の運動場のど真ん中w)

出来がどうだったんだろう。?。けど、以前のように完全に糸が切れた凧状態にはならなかった、し、何より面白かった。声楽の探求者の方々が、「どこにあてる」ということを意識しながら歌唱なさる、というのも体感できました。

声って、肺からの息と、関所みたいな声帯の閉じ具合で音になるから、「サックスみたいなリード楽器」っていう印象でいたけど、実は弓の押し付け具合、という点では「バイオリンみたいな弓弾き楽器」っていうイメージを持つとまたとっても豊かになると実感しました。サビのSomeday I wish upon~のあたりから弓(声帯)をギューンと強めに押し付けるとこで倍音がざわ〜っと出て「おぉ!」ってなりました。

Over the RainbowとTea for twoを歌わせてもらったのですが、Over the rainbowはいいとして(良くないけど汗)、Tea for twoは小気味良いSwingでお願いしたらさぁ大変(;´∀`)ロングトーンで伸ばす箇所が限られていて、コロコロと次へ次へパッセージが移っていくので、「鳴らせない(;O;)」

声つくりは一日にしてならず(鳴らず)。。。ですね。
熱田さん(クラリネット)、貴重な体験をありがとうございました☆


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