見出し画像

古民家に一年間住んで気付いたこと

この家に移り住んで最近ようやく、落ち着いてきました。平屋の古民家で母屋に元牛小屋、片屋根の作業場、漆喰の蔵があり、母屋と元牛小屋には荷物がたっくさん。自分の荷物も多く、整理するために要らないものを処分しながら元牛小屋のあちこちにロハで棚を作ったおかげで、まだまだ整理は終わってませんがだいぶ片付いてきました。
それよりも。本題です。
そこそこ雨が降るとなぜが、

光ってるのはなぜか?

玄関内側が濡れました。コンクリートにひび割れがあり、そこからじわじわと広がりました。大雨の時は水滴も現れたり。地下水脈?
それは困ったなぁ~と思ってましたが、全然違いました。母屋には4本の縦樋があり、その全てが排水機能を発揮してませんでした。玄関近くとかの普段良く目にする2本の縦樋の機能不全は知ってましたが、単に雨水が地面に落ちてるだけで「バシャバシャうるさいな」くらいに樋を軽く考えてました。
でもある時、これを見たんです。

衝撃でした。おそらくは屋根に積もった雪がすべり落ちるときに樋を変形させて、樋から雨水が溢れやすくなったんでしょう。
これかぁ…
樋から溢れた雨水が床下に浸水して、その水が玄関内側でしみだしてきていたようです。溢れた雨水が落ちる場所には浅い排水路がありますが、泥や草で覆われて排水機能はゼロ状態…

がんばって除去中の頃✊

これに気付いて、まずは4本の縦樋を修理して、

樋がなく、枯れ竹で延長

さらに樋に葉っぱが溜まらないように、

すっきり❗

枝を切り落とし、屋根と樹木の間に空が見えるように。上の画像の奥の角と左に曲がったところにも樹木に隠れるように2本の縦樋があることに気付かず、廃材を足して地面近くに排水できるように。
この作業終了後、玄関内側は一度も濡れてません。樋を甘く見てました。あとは雪で変形した樋から落ちる雨水対策です。樋を直すのはロハでは難しそうなので、落ちても床下のほうに水が跳ねないように施す予定です。
年数が経ってる空き家に移住の場合は、樋も重要ポイントとしてチェックしてくださいね。

無事に排水してくれてます🎵

竹で十分✌️
排水路にドバドバ⬇️

あっ…

樋に穴が…

山の恵みを日々の暮らしで活用しなくなった現代。木や枝など山の恵みを燃料に活かす暮らしを広めたい❗ サポートいただけましたら幸いです。山での活動費にあてさせていただきます🎵