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焔のある暮らし。鍬人くん4号、ほぼ完成!

JUGEMブログからnoteに変更し、初めての投稿です。よろしくお願いします!

記念すべき最初の話題は、ペール缶ロケットストーブの改良型がほぼ完成した話です。ペール缶ロケットストーブとは木の枝が燃料の、理想的に燃やすと完全燃焼して煙が見えず、持ち運びできるストーブで屋外調理に使ってます。このストーブと乾いた木の枝をストックしておくと、緊急時にも手軽に熱エネルギー(火力)を得られて安心感があります。

これまで使ってきたペール缶ロケットストーブ=鍬人くん2号は、

鍬人くん2号

こんな姿です。ロケットストーブ(←緑のペール缶)の上に乗ってるのはノブヒェン窯というオーブンで、

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25分くらいでパンを焼くことができます。農閑期にはほぼ毎朝、天然酵母パンを焼いてます。焼きたてはたまらんです♪

去年から、改良した窯で15分くらいで焼けるようになりました。詳しくはまたの機会に。パンを焼くには申し分ない2号ですが、炒め物などフライパンで手軽に調理するにはちょっと不都合で、改良してみました。鍬人くん4号の全貌です!

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五徳は使わず、鍋の大きさにあわせて蓋を外して直火調理できます。これが鍬人くん4号の特長!

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鍋と蓋がぴったりあわさるので、鍋の周囲に熱や灰がでてきません。燃焼操作で油断すると煙がモクモクでますが、そういったときに好都合なんです。排気は左の逆さ一斗缶の側面から。この一斗缶はサイドテーブルで、ほしかったんです。ゆくゆくは、缶の中を保温室にする予定です。オーブン機能は無理でしょうけど、ひょっとしたら焼き芋くらいはできるかも?

課題だったのが焚き口。2号にはT字管を使ってますが、火力調整のために燃焼の様子を観察するには低くかがむ必要があります。それが気に入らなかったので、

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首をかしげる程度で、燃焼部の奥まで見える構造に。缶の内部はけっこう手間がかかりました。まぁ、食事を作るだけの短時間ならそこまで手間をかける必要はないのですが、マーケットなどに出店するときは長時間使うので、しょっちゅうかがまないといけないのが2号の難点でした。これでずいぶんと楽になります。懸念は4号でパンを焼けるほどの火力を得られるかどうか?

2か所の開口部それぞれに蓋を作って、緊急時に給気をストップできるようにも。つきだした部分=焚き口補助具は着脱式で、そうそう、サイドテーブルも着脱式です。

毎月第3土曜に、親友のキトゥンカンパニーさん(烏丸五条南西)のスワンマーケットに出店してまして、先月から再開。で、夏の間はこの鍬人くん4号で、

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ニラと野草のカリカリ餃子を揚げる予定。今月は米粉の皮を使います。画像はお試しで、火力は問題なし。出店時には、鍋をガラスの蓋で覆います。今月のスワンマーケットは、7月18日11時から17時の開催です(雨天中止)。

最後に。お読みいただいた方の中には、なぜ2号から4号なの?、3号は?って疑問を持たれた方がいらっしゃるかも。3号は暖房専用の、将来的には給湯型のロケットストーブを作る予定で、今は試作中断中。4号が完成したので、そろそろ再開します。因みに5号は、オーブン内蔵の一斗缶ロケスト。6号は、4号よりも長時間燃焼できるタイプを考えてます。せめて10分くらいは燃料を追加しなくても済む構造を考え中←ハードル高そう・・・。用途にあわせて、いろんなタイプを作っていきます。誰でも作れるように、溶接作業といった高度な技術を使わずに作れることが条件です。そもそも、使えませんが。

4号の操作に慣れたら、ロケットストーブ教室を再開します。気軽に参加できる調理体験会も考えてます。手軽に薪熱調理できるロケットストーブのある暮らし、始めてみません?!キャンプには重宝しますよ!!

あっ、それとついでに。室内では時計型薪ストーブにロケットストーブ機能を取り付けたマキロケ2号で毎晩調理してます。詳しくはおいおい。梅雨が明けて真夏にはさすがに熱くて、去年はガスコンロに逃げました(笑)


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