見出し画像

電動工具なしのロケットストーブ作り、第三段🔥

前回では一斗缶に穴を開けず、ストーブ本体に使いました。金属加工が不要ですので便利ですが、「災害などの緊急時に都合良く一斗缶があればいいけど…」という課題があります。
はい!そこで第三段です。まずはこちらを。

メラメラ🔥

自宅にあるものをかき集めて燃焼実験。ロケットストーブと言えるかな?(というよりかまどですね)ではありますが、とても良く燃えます。構造はこちらのほうがわかりやすいです↓

三個の大きな木材をコの字に❗

コの字に囲んだ空間が燃焼室。燃やすとこの狭い空間を上昇して燃えれば燃えるほど、勢い良く排気&手前の隙間から吸気されます。
さらに❗
壁になってる木材が燃え出すと加速します🔥
そのため、薄い木材では不可能で、柱などの太い木材のみ使えます。表面にひび割れなどがあると燃えやすいので、ひび割れのある木材は避けたほうが無難です。表面が徐々に燃えますので、しばらくはストーブとして機能します。三個の木材の高さを揃えたら、燃えすぎて崩れるまでは調理器具を置けます。くれぐれもご注意を。
上記はどうしてもの緊急時に、一時しのぎに。安全な方法があります。

瓦なら安全❗❗

全体像はこちら↓

五徳も心配なしに🔥

瓦を積み上げて、先程と同じように上昇気流を生む隙間を作れます。上から観ると↓

三ヶ所に10枚ほど積み上げただけ。隙間の底に半分に割った瓦を置けば、直火を防げます。さらにこの瓦型には利点があって、

複数の調理台を一ヶ所に🔥

赤い矢印のところにもさらに瓦を積み上げて、調理台を簡単に増やせます。瓦が割れてもすぐに崩れ落ちることはないでしょう、多分。
燃焼をやめたいときには、

瓦をかぶせて❗

燃料に半分に割った瓦をかぶせたら、じきに消えます。
瓦がたくさんあって、据え置きできる場所があれば、手っ取り早くストーブを作れます。

この記事が参加している募集

山の恵みを日々の暮らしで活用しなくなった現代。木や枝など山の恵みを燃料に活かす暮らしを広めたい❗ サポートいただけましたら幸いです。山での活動費にあてさせていただきます🎵