見出し画像

Fab4と同じ舞台に立った画家

 ビートルズと交友があった英国の画家ラビンドラ・ダンクスさんの個展が2024年2月18日(日)まで江夏画廊(東京都港区麻布台3-1-5日ノ樹ビル302)で開催されている。開廊時間は午前11時から午後7時。連絡先は03-6426-5139.
 ダンクスさんは1939年、スコットランドのグラスゴーに生まれた。
 リンゴ・スターとジョン・レノンはともに1940年にリバプールで生まれたので、少し「お兄さん」というわけだ。
 1962年のビートルズの公式デビュー前に、ダンクスさんは違うグループのギタリストとして、同じステージに上がったことがあるという。江夏画廊のホームページでは「ビートルズのヨーロッパ・ツアーに参加」したとあるが、おそらくこれはハンブルクのことだろう。
 その後、ダンクスさんはアーティストに転身した。
 「人生を前向きに生きる」ための希望溢れる作品を多数描いた。
 最後は闘病の末、作品「LIFE IS a PRESENT」を描き、2020年に81歳で亡くなった。闘病中も、起きては少し描き、また起きては描き、まさに精魂が込められたその作品を鑑賞しようではないか。


 ダンクスさんを生涯にわたりサポートし続けた石井杏林さんによるトークイベントをかねた対話型鑑賞の無料イベントが2月8日(木)午後7時から8時半までZoomオンラインで行われる。申し込みは info@enartsu.co.jp 定員10名で締切られる。


 江夏画廊はパブリッシャー(版元)として、世界で活躍する人気画家たちと契約。多くの画家の日本総代理店を務めている。国内外から届いたオリジナル作品や版画などは、全国百貨店における展示会や、販売会社を通じて、アートファンたちの手元に届けられている。
 また、各画家の作品を用いたカレンダーなど、イメージを利用するための版権管理も行っている。 https://enartsu.co.jp/exhibition/002858/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?