見出し画像

KAGAYA 天空の贈り物

 天空をかけめぐり、絶えず変化する星空を絵や写真、映像やプラネタリウム番組などさまざまなかたちで表現するKAGAYA。
 天文普及にも力を注ぎ、人々に星空の魅力を伝え続けている。 
 そんな星空写真家・KAGAYAの代表的な写真作品約100点などによって、はるかなる星空の世界を楽しむことが出来る展覧会がやって来る。
 2024年5月1日(水)から7月1日(月)まで「KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物」が「そごう美術館」(横浜市西区高島2-18-1そごう横浜店6階)で開催される。

 《天空の庭》ⓒKAGAYA
《ハルニレの木と天の川》ⓒKAGAYA


 新作32点を含む約100点が「四季の星空」「月のある空」「オーロラ」「天の川を追う星の旅」「一瞬の宇宙」、そして新章「天空を映す」のカテゴリーに分けて、一挙に展示される。超小型人工衛星「EYE]を用いて、KAGAYAが撮影した地球の写真も紹介される。
 あわせて、KAGAYAが撮影した迫力ある新作映像作品を美しい音楽とともに16メートルの大画面で体験出来るコーナーが設けられる。

 《夢色の軌道 -桜ー》ⓒKAGAYA
   《中秋の名月》ⓒKAGAYA
《セレスティアル・レイク》ⓒKAGAYA



 KAGAYAは1968年、埼玉県生まれ。

KAGAYA


 その創作はまず絵を描くことからスタートし、2006年にはプラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」を発表。「銀河鉄道の夜」は国内をはじめ欧米・アジアで累計100館を超えるプラネタリウムで上映され、観客動員数100万人を突破して、今も動員記録を更新中。
 2010年、デジタル一眼カメラの飛躍的な性能の向上をきっかけに、暗い星空と風景を短時間(数秒~30秒)で撮影するという現在のスタイルを確立。本格的に星空写真家として活動を始めた。
 星空写真は小学校理科の教科書にも採用され、また写真を投稿して発表するX(旧Twitter)のフォロワーは90万人を超える。
 画集、写真集、フォトエッセイ集、入門書など著書多数。
 天文普及とアーティストとしての功績をたたえられ、小惑星11949番はKagayayutaka(カガヤユタカ)と命名されている。
 花巻イーハトーブ大使。

《満月彩花》ⓒKAGAYA

 開館時間は午前10時から午後8時(入館は閉館の30分前まで)。会期中無休。入館料は一般1400円、大学・高校生1200円、中学生以下無料。事前予約は不要。
 連絡先は045-465-5515。そごう美術館公式サイトは https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/


 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?