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登紀子ジョージアの旅をNHKで
昨年10月にジョージアを旅してコンサートを開いた加藤登紀子さんに密着したドキュメンタリー番組がNHK-BSで2月23日(金・祝)と3月8日(金)に放送されることになった。
23日の午前8時から9時29分まで「「百万本のバラ」はどこから そしてどこへ ~加藤登紀子 ジョージアへの旅~」、3月8日の午後10時40分から90分、「「百万本のバラ物語」 ~歌は国を越えて心をつなぐ~」、いづれもNHK-BSで放送される。
昨年春からジョージア公演が実現するまでを追ったドキュメンタリーが、ロシアによるウクライナ侵攻から2年となるタイミングでお目見えする。
「私にとって大きくて大切な旅でした」と登紀子さんはいう。
2023年10月14日、年一回のジョージアの伝統祭「ムツヘトバ・スヴェティツホヴェロバ」が開かれた日の夕方、古都ムツヘタで登紀子さんは野外コンサートを開いた。
「愛の讃歌」「琵琶湖周航の歌」といったいつものレポートリーに加えて、ジョージアに関係する「スリコ」や「トビソリ」といった作品も歌った。スリコは男の人の名前で、トビソリは首都トビリシのこと。
ハイライトは「百万本のバラ」
ハイライトは「百万本のバラ」だった。登紀子さんはこの歌を本当はロシア語で歌いたかった。しかし、現地の人たちが抵抗したという。
登紀子さんは「この歌はジョージア生まれの天才ニコ・ピロスマニのとてつもない恋愛についてで、人が遂げられない夢であっても愛があればかなうかもしれないという勇気を世界の人々に与えた歌だ」と話した。
曲が始まると手拍子が起こり、歌い終わるや大きな拍手が沸き起こった。
翌15日には首都トビリシの「グリボエド記念国立アカデミー・ロシアドラマ劇場」で「加藤登紀子コンサートinジョージア」が開催された。劇場の650席はほぼ満員。ここでも「百万本のバラ」は大反響を招き、観客はスタンディング・オベーションで登紀子さんを称えた。
コンサートを軸にソ連時代に構成共和国のひとつだったジョージア(グルジア)。ウクライナ戦争で揺れるジョージアの人々。彼らと歌を通して心の交流をする登紀子さんを描く番組だ。
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