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私が描いていた夢は。

昨日の昼から降り始めた雪は

どんどんと降り積もり

世界を白くした


しん…と音がなくなり

足元から冷たさが伝わる夜


目覚めた朝は見慣れぬ雪景色

子供の頃、憧れた世界


行きたくないって我儘を

とりあえず眠りたいって気持ちを


抱きしめて

布団にもぐりこみ


意識を手放して

出会った怖い夢


体にまとわりつくものから

逃れようと、もがく私が

目を開けると



太陽が眩しく



窓から見えるは

目が覚めるような青



あの白い世界は消えて



あぁ、そうか。


私は、

あの人に褒められたくて

あの人の夢を語っていたんだ。

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