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自分をカテゴライズしすぎない

ここ数年、人の性質をカテゴライズするワードが増えたなーと思う。
自分を理解する上でいいものだと思って取り入れていたけれど…
でも、それにとらわれすぎてたなーという話


HSP

ここ最近では定着してきている「繊細さん」

・音や光、匂いに敏感
・深く考えすぎる
・自己否定
・変化に弱い
・人の目を気にしすぎる
など…

HSPという性質を知って、
「私が生きにくかったのは私のせいじゃなくて、性質!」と生きやすくなった気がしました。

しかし、信じすぎることで「HSPらしく振る舞いすぎる」ようになってしまいました。

自分への諦めというか、ほんとはできることを「HSPだから無理」と、自分の行動をせばめていました

МBTI診断

興味関心の方向、ものの見方、判断の仕方、外界との接し方の4つの性質から
人の性格を16種類に分類するもの。

わたしは建築家(INTJ)だったのですが
独立心と自己主導、戦略的思考がある一方で
感情表現が乏しく頑固で、社交性が少ない…

たしかに、人に怖がられやすいとか、コミュニケーション苦手、一人でいたい…(人からどう見られるかは人一倍気にしているはずなのに)

これについても信じすぎるあまり、
「一人でいたい気持ちはもう仕方ないのだから、一人でいよう。」
「社交性がなく、コミュニケーションが苦手なのはINTJで仕方ないからもうやらない」
と、本当は人と仲良くしたいけど口下手だからと諦め、孤独を求めてしまっていました。

知識なく、「鬱」と思い込む

「鬱は、心の風邪です」という認識が広まってきて、
誰でもなりうることで精神科に通う=特別な病という考えは薄れてきたと思います。

この話題はあくまで私の主観なので、気に障る方がいらっしゃったら申し訳ないのですが…

気持ちが落ち込んで、どうしようもなくなったとき、私
は「鬱病なんだ」と思いこみ、さらに落ち込みました。

「うつ」は落ち込んでいる状況
「うつ病」はそれが病として慢性化してること
うつにも種類があるし、症状の段階もあります。

それなのに「鬱だからもう無理」と思い込んで、落ち込んで、焦って、自己嫌悪になりました。

自分の状況がどうであるかは、病院にいって診断してもらうのが大切
自分で決めつけないようにします。

パーソナルカラーと骨格


何を着ても、どんなメイクをしてもしっくりこなかったとき、
何冊も本を買って調べて
サロンで診断をうけました。
「イエベ秋 骨格ストレート」

診断を受けたことで自分に合う服がわかるようになりました。
一方で、「自分の好きなファッション」を切り捨てることになりました。
ファッションを楽しむためにした診断で
ファッションを楽しめなくなりそうでした。

今は、完全に従うことなく、苦手なアイテムの取り入れ方を工夫して楽しんでます。

カテゴライズしてしまうのはなぜ?



自分のモヤモヤに明確な「答え」を知りたかったのだと思います。
誰かと同じということで安心したかったのかなとも思います。
「自分は自分、他の人とは違う」という言葉
頭ではわかっていたけれど、
きっと心からそうは思っていませんでした。

でも結局自分をカテゴライズしすぎて、自分で自分を縛り付けていたことに気づいて「苦しい」と感じました

そして「わたしはわたし。」と思えるようになりました。
窮屈で苦しい思いをしないように自分の価値観を持って
もう少し柔軟に知識を受け入れていきたいです。




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