米のこと。 双葉

双葉です。
6週間、本当にあっという間に過ぎてここまで来ました。
もうすっかり秋が深まってもう冬?になるのか?
朝晩すっかり冷え込むようになりましたねえ。

 育ててきたお米が無事、脱穀(穂から粒にするために機械にかける作業)まで終わりました!
粒になるとすごく嬉しい。
自分の部屋にある積まれた米袋を見てると
植えてから見てきた全部が、育ててきたいろんな思い出が詰まっているような気分です。
両親中心で家の米を作るのとはやっぱり訳が違いますねえ。
ウレシイなあ笑笑

ニヤニヤしてしまいます笑笑

そして脱穀風景。

ここまでなるべく一人でやってきたのですが、脱穀、稲刈りは家族の手を借りました。
愛媛の友達とミカンと米を交換する予定なので、ミカンあげるから!ということで、笑笑
助かりましたーー!
やっぱり人数作業。

そして外に付いてるもみを剥がす機械にかけて、脱ぷ。
これで食べれます!!
いやーーもう、何度も言うけどほんとにウレシイ。
6月、7月の長雨の影響もあり、僕の勉強不足もあり収量こそ少ないですが、穫れるという有り難さ。

来年は家族の田んぼを一枚世話させてもらうことになりそう。
楽しみだなあ。

来年に向けて肥料作ってます。
ボカシ肥料ですね。

湯気がすごいです。
毎日混ぜるのですが、この寒空に汗かきながらのの作業。
発酵熱がすごい。50度くらいはあるとおもいます。

僕らは化学肥料という物を使いません。
なるべく自然にあるもので、ということかな。
僕が自分の田を作るときも科学肥料は使わないです。
最近畑や田んぼを少しづつ管理するようになって、肥料のことや種のことを勉強するようになりました。

それで、化学肥料を入れることで土に沢山住んで植物を育てることを仕事としている、微生物が化学肥料を入れることによって働かなくても良くなってしまい、いなくなってしまうことを知りました。

化学肥料の使用が慢性化した土壌と自然の土壌との大きな違いは「微生物」だ。 かつての農地では落ち葉や動物の糞尿なとの有機物を中の微生物が無機物に分解し、それを肥料に作物が育った。 しかし化学肥料は分解されることなく植物に吸収されるため、エサとなる有機物を失った微生物は死滅してしまう。 
生命館大学 久保 幹生命科学部 教授

ということらしいです。
これによって、この間聞いたリモート講演会によりますと、各国の大学教授がまとめたもので、このままいくと三十年後には微生物や植物が40%も減ってしまうのかもしれない、とのことでした。
そしていま大きな問題にもなっている気候変動にも絡んでくるだろう、とのことでした。

それを聞いて尚の事有機で育てるべきだ、と思いました。
何よりも美味しいです。

有機がほんとに正しいか、と言われればそれは解らないですが、一つの形だとおもいます。
確かに育ちは悪かったりしますが、それが本来なのでは、とも思います。

人間が手を加える以上自然の姿に、というのはなかなか不可能に近いですが、そこに自分らなりに近づけた農業が出来れば、と、そしてそれを目指そうと思います。
自分が納得できるやり方でやっていきたいものです。

今年一年しかやってなくて何もわからんヒヨコですが、少しづつ知識も身に着けつつ、楽しくやっていきたいものです。

今年一年田んぼを出来たのはとてもいい学びだったなあ、とおもいます。
続けていきたいです。

えごまの収穫してます!

さて!ここでいきなりですが宣伝です!!
そうやって育ててきた僕のお米、いよいよ販売段階に入りました!
とはいえ少ししかないので少ししか売れないのですが、、、笑笑

無農薬、無化学肥料栽培のコシヒカリ
700/kg+送料、という形で。
どうぞよろしくお願いいたします。

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