見出し画像

寄木細工

こんばんは。

もうすっかり暑くなりましたね…。


最近、箱根旅行に行きました。
父、母、私の3人です。

箱根といえばやっぱり温泉ですよね。

そしてもうひとつ、お土産屋さんを見ていたら寄木細工の民芸品が沢山並んでいました。

寄木細工…。

どこかで見たことはありましたが箱根名物だったんですね。

木そのものの色を活かして隙間なく組み合わせて、模様を作ってそれを立体的に仕上げて…

ボヤっと制作過程を想像しただけで恐ろしくなります。
なんて手が込んでいるんだろう…。


翌日、その寄木細工作りを体験出来るところがあるとの事で行ってきました。

そんな素人がいきなり出来るものなのか…何時間かかるんだろう……

と思っていましたが、やはり体験というだけあって
既にある程度カットされているパーツを好きに組み合わせてコースターを作る…というものでした。

作る前から成功が約束されていてありがたいです。

色とりどりのパーツを好きに並べて六角形を作る、という感じです。
図形パズルみたいな。

文字で書いても分かりづらいですよね…。
作ってる途中の写真ですが、こんな感じです。

なんかほんとにパズルみたいですよね。

たまに旅先にこういうのありますよね。
あなたのIQは?みたいなやつ。レベル3くらいで飽きちゃうやつ。


ただ組み合わせるだけなので六角形になればなんでもいいのですが、
個人的にはそうもいきません。

私にも一応イラストレーター兼ハンドメイド作家としての小さなプライドがあるのです。

いや、ないんですけど…。

両親の「まぁあんたは仕事柄センスあるから上手でしょうよ」
的なプレッシャーがあるのです。

そして何故か同時に体験していたご婦人も私の手元に注目しているのです。

もはやお手本を真似しただけのものを作るわけにはいきません。


色の法則性…バランス…いやここはあえて崩した方が……

だいぶ時間はかかりましたがなんとか出来ました。
ご婦人にもなぜか褒めてもらえました。嬉しい。


家に帰った後ヤスリをかけてニスを塗ったら
ずいぶん立派に見えてきました。

やっぱり自分で作ったものには愛着が湧きますね。


完成品がこちら。


左から私、母、父作です。


…一番真面目なはずの父が一番尖っています。

彼もまたハンドメイド作家の顔を持つ私と母に挟まれて
プレッシャーを感じていたのでしょうか。

血は争えませんね…。


久しぶりのワークショップ、楽しかったです。
でも出来れば次は身内がいないところでやってみたいなとも思いました。


ではまた。
ゆる日記でしたがお読みくださりありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?