私も誰かのこんな存在になりたい
先週の水曜日、高校時代の先輩とランチをした。
最後にお会いしたのが今年の2月だったので、半年ぶりだ。
この先輩は良くも悪くも、いつも私を甘やかしてくれるので、仕事で落ち込むことがあったり人間関係に悩んだ時など、すぐ頼ってしまう。
頼ると言ってもただ話を聞いてもらうだけなんだけど、やっぱり聞いてもらうだけで楽になることはたくさん、ある。
先週会った時もステーキを食べながら永遠に喋り、それだけでは飽き足らず場所をカフェに移しなんと3時間ほどノンストップで話し続けてしまった。11時半集合で解散が17時だったので、5時間半ずっと話していたことになる。まさにマシンガントーク、、
もちろん先輩だって自分の話をしてくださるし、私だけが一方的に永遠に話しているわけではないが(と、思いたい)、先輩と会った時はいつも喋りすぎてしまう自覚はある。
「どうして先輩にはこんなに話せるんだろう」と考えたことがある。
実はあまり悩みを人に打ち明けるタイプではない。特に仕事の話などは「出来ていない自分が悪い」だったり一人で落ち込んで終わることが多くて、かなりネガティブな感じになってしまうのでそういうのは人に見せてはいけないと思っていた。
そういった自分のネガティブなところを見せられるのは、先輩が私を絶対に否定しないと分かっているからだ。
もちろん本当に間違ったことをしていたら指摘してくれるが(そこも頼りにしている)、基本的に私の感情をまず認めてくれる。
「たしかにその状況じゃ、そう思っちゃうよね」「○○がいいと思ってやった事だから、間違いなんてないよ」「会社でも頑張ってることわかってくれてる人は絶対いるよ」
この人は私を否定しない、いつでも応援してくれる。
これを分かっているということが、どれだけ人を安心させるか、私は先輩といて気づいた。
帰りの電車、ビックリするくらい心が軽やかで
「よし、明日からがんばるぞー」
と夕日に自然と微笑んでいたくらい。
先輩に会う度に、一人でも自分の周りにこういう人がいてよかった、と思う。
それと同時に、私も誰かのこんな存在でいたいな、と思う。
写真は地元の海からの写真。
日曜日に久しぶりに地元に帰った。
先週はけっこう色々充電できたな。
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