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日本でコーヒーは育つ?温暖化をチャンスに捉えて。

こんにちは。オンラインで自家焙煎コーヒー豆を販売しているクー珈琲ののりです。

先日、テレビで「和歌山のミカンが温暖化で育たない」「暑すぎて青森のりんごの品質低下」など地球温暖化や気候変動による農産物の影響が放送されていました。

お米なんかはかなりわかりやすく、かつては南の地域で栽培されていた品種が関東や東北で育てられるようになるなど、農産物と気温の関係は深いです。
お米のように毎年植え替えられる作物であればいいですが、ミカンやリンゴのような果樹は気温の変化についていけないのが現状です。

こんな暗い話題になってしまいますが、逆に温暖化で良くなるかもしれないことを考えてみました。
なにより、コーヒー屋にとって嬉しいことは南国でしか育てられなかったコーヒーが日本で育てられることが増えると期待できることです。

既に沖縄ではコーヒーの木が育てられていますが、この温暖化が進めば本州でも栽培される地域が増加すると考えられます。

日本は珈琲栽培に向いていない気候とされていますが、

私、知っています。

日本人って品種改良がめっちゃ得意です。イチゴだって、ブドウだって日本の品種は世界と張り合える強さがあります。
日本はコーヒーの消費量も多く、コーヒーに興味のある人はかなりいます。

日本人の持つこだわりと品種改良の力、熱意があれば、あと10年、20年と経つうちに珈琲の産地として注目を浴びる可能性は少なくありません。私自身、そう願っているところもあります。

できれば温暖化は進まずに、珈琲の品種改良のみで日本に珈琲栽培は普及してくれれば嬉しいですが。

日本で耕作放棄地が増加していくくらいならコーヒー大国ニッポンになって欲しいなと思います。

ほら、長野県ではエンジンのピストン制作会社がコーヒー農園を新規事業で始めています。
温暖化をチャンスと捉えるのも楽しいですね。

我が家のコーヒーの木たちもスクスクと育っています。3年目に突入かな。
いつか、自分で育てたコーヒー豆を自分の手で焙煎して、みんなで楽しく飲むんだ。

左手前だけ1年生。


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