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ハンドドリップで美味しい珈琲をいれるなら電子ケトルが大事!

こんにちは。クー珈琲のかばです。
今回は美味しいコーヒーを淹れたいなら知っておきたいシリーズ第二弾です。
ハンドドリップをするなら電子ケトルが大切!という話です。

ちなみに、サイフォンでコーヒーを入れる人にはあまり関係ないですが、温度にまつわる珈琲の話をお楽しみください。

ハンドドリップにおけるケトルの役割

ハンドドリップにおいて、ケトルはお湯を注ぐための器具です。
まあ、95%の人はT-falの電子ケトルであっという間にお湯を沸かして、そのままざぶざぶと注いでいると思います。私もそうでした。

ただ、普通の電子ケトルって少しずつ注ぐのに適していません。
注ぐ量を少なくすると、ケトルを伝ってこぼれてしまいます。

そこでドリップポットの出番です。ドリップポットなら注ぎ口が細くなっているので、少量を安定して注ぐことができます。
こだわっている人では、ポタポタと点滴状のお湯を注ぐ人もいらっしゃいます。ポタポタというよりは、ポタポタポタポタという擬音が合いますが。

というわけで普通ならHARIOのV60シリーズでまとめて、こんなのを買うわけです。

ドリップポットに求められるのは注ぎだけ?

ドリップポットは注ぎやすさが最重要ですが、もう1つ忘れちゃいけないのがあります。「温度」です。

温度で珈琲の味は変わります。分かりやすいくらい変わります。
分かりやすすぎて、私の母が「淹れ方でこんなに味変わるなら豆がどうとか関係ないな」と暴論を言い出すくらいです。

簡単に言うと、温度が高いと苦味の成分が出やすく、低いと酸の成分が目立つといった具合です。温度が高い方が苦味や雑味も含めていろんな成分が抽出されます。

後は豆の挽き目も抽出効率に影響しますので、挽き目と相談しながら温度を定めるのが面白いポイントです。
ちなみにUCCの珈琲アカデミーのYouYubeチャンネルでは92〜96度をオススメしていました。

つまるところ、お湯の温度管理が重要になります。電気ケトルでは100度近い温度にすることができますが、それをケトルに移したらおよそ95度前後。
残念ながら狙った温度にはできません。

そこで近年、流行っているのが1度単位で温度を設定できる電気ケトル。コーヒーを淹れる人に向けて、もちろん注ぎやすい口と、容量も0.8Lほどと十分です。

価格帯は高級路線で2〜3万円、中価格帯が6,000〜8,000円ほどです。それより安いので温度設定できて、注ぎ口の良いものは無いかと。
私はいろんな知見を総合的に聞いた&体験した結果、山善の電気ケトルが現在最もコストパフォーマンスに優れる品だと結論づけました。

温度設定はもちろん、保温機能や注ぎやすさまで価格と性能のバランスがとても良いです。
沸騰するまでの時間はT-falに劣るものの、ハンドドリップの準備をしていたら時間も気になりません。

同じコーヒー豆を温度を変えて楽しむのも、また一興いっきょう
奥深い世界は楽しいですね。みなさんも是非、温度で変わる珈琲の世界を楽しんでください。

今回は以上です。読んでいただきありがとうございました。
次回は「コーヒー豆の表面がテカテカしているのはなぜ?美味しい証拠?」です。お楽しみに!

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