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朗読LIVE 102 雨の日に香を燻く(2,3,4)

後半は、お香の話はない。1で言いたいこと書き終わって、色々思いついて書いたけど、推敲して削って。でも折角書いたし一緒に置いとくか、みたいな雰囲気がなきにしもあらず。
紫蘇(赤紫蘇のことだと思う)が体中から紫色の香りをぷんぷん放散している、というくだり、単に紫色だというだけでなく、香りまで紫! いやいや、紫の香りって、となるところだが、確かにと納得してしまった。
何年か前。赤紫蘇を買い求めたら、その束の中に小さな雨蛙が挟まっていたことがあった(もちろん冷たくなっていた)。紫蘇の香気に酔って迷い込んだのか、刈り取りにびっくりして逃げ込んだつもりが挟まってしまったのか。それ以降、赤紫蘇を見るとかわいそうな雨蛙を思い出す。今年もそろそろそんな季節。


雨の日に香を燻く(2,3,4) 薄田泣菫

朗読は、1分20秒あたりからです。


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