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声の優れた人々へ

先日、「チア男子‼︎〜GO!音劇男子‼︎〜サウンドシアター」を見た。

「チア男子‼︎は、朝井リョウの同名小説が原作で、今夏にアニメ化された作品。その名の通り、チアリーディングをする男子チーム「BREAKERS」の青春物である。

このステージは、「サウンドシアター」なので、朗読劇のような声優の掛け合いを主体としていた。
通常だったら、彼らの声を通して、アニメのキャラクターを想像するべきなのだが、いかんせん作品未視聴のため、キャストの演技をストレートに受け止めるというレアな体験をすることと相成った。(ちなみに原作は読了。ただしかなり前)

そのおかげで、客観的に彼らのパフォーマンスを見ることができた。

休憩を抜いて2時間半、途中バンドの演奏や生チアリーディング(BREAKERSの元となった、早稲田大学のSHOCKERSが担当)が入りながらも、キャストはほぼずっと熱演していた。

よく通る声。アドリブへの対応力。初心者にも伝わる表現力。そして演技以外のトークも上手い。

当たり前だけど一朝一夕で身につくものではない。極めた人たちだと感じた。

演技への情熱溢れる、声が優れた人々。
普段姿を見せない、声が優しい人々。

最近、かつてないほど声優は注目されている。週刊誌に記事が載るなんて、昔は考えられなかった。

今後も彼らにきちんとスポットライトが当たればと思うが、どうか本職が脅かされないようにとも願っている。




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