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映画上映イベント

2023年3月10日
スクリーンに照らされた、細い目の柔らかな笑顔が忘れられない。
島の人たちの嬉しそうな声。
その夜に見た人生で一番美しく眩しい月。
生きてて良かったと思った。


三人の仲間と共に「佐渡島が好きだから」という映画を制作した。
台本の無い5日間の佐渡島旅を一本にまとめた旅ドキュメンタリー。

2023年3月10日の「佐渡の日」に佐渡島で公開初日を迎え、その後東京と大阪で上映イベントを行った。
この三度のイベントを通して、


また、佐渡島にただいまと言えたこと。

映画を観ている島の人たちがとても柔らかく笑っていたこと。

公開初日の夜に見た月が人生で一番美しかったこと。

久しぶりにメンバーと再会できたこと。

観た人たちの目が、声が、きらきらしていたこと。

嬉しい再会も新しい出逢いも溢れていたこと。

イベント前日の夜も当日の夜も、なかなか眠れなかったこと。

初めてテレビ取材を受けたこと。

嬉しい感想を沢山もらったこと。

映画を観て泣いたと言ってもらえたこと。

多くの人が佐渡島に行くと言ってくれたこと。

長文のLINEで友人が感想を送ってくれたこと。

親友がひっそりと映画の感想のnoteを投稿していたこと。

イベントをきっかけに久しぶりに家族が集まってみんなでお酒が飲めたこと。

ナレーションを褒めてもらえたこと。

会いたかった人に会えたこと。

お花や差し入れをもらったこと。

来てくれた人に今の自分のことばを伝えられたこと。

佐渡島上映後の帰りのフェリーで、もう迷う心が無かったこと。

人生に残り続ける良い日だったこと。




全て書き切れたか分からないくらい、沢山のこと。

このままだと全部透明になってしまいそうだったときに出逢った人たちに、色をもらった。
出逢いが形を変えて広がって、色は彩度を増していく。
その鮮やかさを幸せ以外の言葉で表現することができない。

そこには血が通って脈打つ温度を伴った心がある。
それを全身で感じられる。

三度のイベントを終え、これから先のことはまだ分からないけれど。
「分からない」ことに、もう妙な敗北感も焦りも無い。

まずは何度言っても足りないくらいの感謝を、ひとりひとり、ひとつひとつを心に浮かべて残したい。

本当に、ありがとうございました。

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