ポーランド航空搭乗記(ワルシャワ→東京(成田))2023年


2023年に何度かポーランド航空のビジネスクラスに乗ることがあり、記録として記載します。

0 新型コロナウイルス関連
当然ながら搭乗にあたりPCR検査やワクチン証明などはまったく不要です。
(ちなみにポーランドはだいぶ早く2022年3月末からワクチン証明などの証拠は不要となっていました。)

1 チェックイン
搭乗の36時間前からオンラインチェックインが可能です。東京行きはポーランド時間の夜11時頃のフライトのなため、前日の昼12時くらいにはチェックインができます。
席の変更が無料の場合もありますし、なによりオーバーブッキングの防止のために、オンラインチェックインを強くおすすめします。
チェックイン後の搭乗券はSMS、紙、QRコードから選べます。

2 預け入れ荷物の引き渡し
預け入れ荷物については、チェックイン後いつでも可能です。たとえば24時間前に空港に行き預け入れ荷物を引き渡すことが可能です。
これを上手に使えば、預け入れ荷物を預け、身軽に観光することも可能です。(とはいえ、乗り遅れにはくれぐれも注意です)
また、ビジネスクラスのカウンターは、空港内の一番右側に、床が絨毯で普通のフローリングとは違いますのですぐにわかります。
ポーランド航空のカウンターは空港右側に固まっており行き先に限らずどのカウンターでもチェックイン可能です。

LOTのカウンターの目印ロゴ
ワルシャワ空港のLOTビジネスカウンター

なお、対応していただく係の方によっては持ち込み荷物の量を量られたりなど、対応に多少の差があります。
(ビジネスでも、機内持ち込み荷物の重さを量られるときがあります)

3 セキュリティチェック
ビジネスクラスは優先セキュリティチェックを利用することができます。ここは利用者が限定されているために少ないです。(たまに並んでいる場合もありますがそれでも普通に並ぶよりかは早いです)
利用するには搭乗券に示されているバーコードを機械に読み込ませましょう。

なお、優先セキュリティチェックは、チェックインカウンターを終えた後の赤色が基調のコンビニの隣にあります。
普通のセキュリティチェックについても常に利用者が流れているため、混んでいても意外と早く順番が回ってきます。
↓事前にバウチャーを購入すればだれでも優先セキュリティチェックを受けられます。
https://www.visa.com.ua/en_UA/pay-with-visa/promotions/fast_track_international.html#Map_of_Warsaw_Chopin_International_Airport_for_international_departures_with_Fast_Track_service_-copy
優先セキュリティチェックの場所ですが、右側にあるほうが近いです。またすぐ近くのCheckin Eと縦長オレンジがポーランド航空のチェックインカウンターになります。

優先セキュリティチェックの目印(FAST TRACK)

4 セキュリティチェックエリア内の免税エリア
免税エリアとなります。シェンゲン地域へ移動する場合はここから出発。ポーランドもシェンゲンのため、シェンゲン→シェンゲンの移動の場合パスポートコントロールはありません。
このエリアから階段を上がったところにシェンゲン内のラウンジ(ラウンジ1)があります。
 
4-1 ラウンジ1
パスポートコントロールを右手に見つつ階段(エスカレータもあります)を上ると、ラウンジがあります。
セキュリティチェックと同様に機械にバーコードをかざしましょう。受付の係は対応あまりよくありませんが、だいたいこんな対応ですのであまり気になさらずに。
また、パスポートコントロールを抜けたあとのシェンゲン外免税エリアにもラウンジが有り、両方を利用することが可能です。(ここに立ち寄った後に、シェンゲン外のラウンジもあらためて利用可能です)
ラウンジ内の設備については‥あまり利用したことがないため(毎回シェンゲン外ラウンジを利用しています)に記憶が薄いです。
・シェンゲン内のラウンジと言うこともあり、混んでいる印象。
・シャワーの利用は可。
・無料Wi-Fi有り。
・アルコールを含め、飲食は一通りそろっている。

シェンゲン内のラウンジへの階段(右のお店が目印(休業日でした))
入口の看板

5 パスポートコントロール
免税エリアからシェンゲンエリア外へと例えば日本行きのフライトに乗るためにはパスポートコントロールを受ける必要があります。
普通であればそんなに時間はかかりませんが、時間にゆとりを持って行きましょう。
(当方がが通常使うだいたい16時から18時の時間帯は待つことなく非常に空いています)
EUとそれ以外の旅行者(日本人はそれ以外の旅行者になります)におおまかに分かれています。

6 シェンゲン域外の免税エリア
こちらのエリアの方が狭くお店が少ないですが、コンビニや飲食店もあります。ただ、時間をつぶすにはすこしきついかもしれません。また、地下にフードコートがあります。

6-1 ラウンジ2
フードコードがある地下フロアにラウンジがあります。
日本に行くときはシェンゲン内のラウンジも含めて2回利用可能です。
シェンゲン内とどちらがよりよいかというと、内容、利用者の多さなどを考慮して決めるべきでしょうが、やはりパスポートコントロールを終えているので慌てることなく搭乗ゲートまで障害なく行けますので、こちらをおすすめいたします。
なお、シャワーの利用が可能です。(受付の係に言うと利用できます、タオルと石けんが無料でシャワー室にあります)
19時頃あたりに行くと、以外と混んでいますが、日本行きフライトは夜11時前後のために時間の経過とともに空いてきます。

シェンゲン外地域のラウンジ案内標識
シェンゲン外地域のラウンジ入口

7 搭乗
ビジネスクラスでは搭乗に際し優先的に機内に搭乗できます。
搭乗すると、ウエルカムドリンク(水、オレンジジュース、スパークリングワイン)で出迎えてくれます。

8 シート
https://www.lot.com/jp/ja/journey/on-board/cabin-class/business-class-long-haul
公式サイトも参考にしてください。
まず、シートの配置は2-2-2となっています。窓側に座ってしまうと通路に出る際に通路側の利用者を超えなくてはなりません。
シートをすべて倒すとありがたいことにフルフラットになります。
また、隣の利用者と顔が見える状況(完全個室ではない)ですが、仕切り版があり、離着陸時以外に利用することで顔が見えなくなります。ただ、仕切り版を利用しても完全個室とはなりません。
ポーランド人サイズに合わせてあるのか、横幅が大きくフルフラットにしたベッド仕様はだいぶ大きく感じます。
アメニティもあります。アメニティ以外にはスリッパがあります。
シートの横にはUSBポートや電源がありますので充電も可能です。
モニタについて、タッチパネルで大きいです。ただ座っていると立たないとタッチパネルに触れません。

シート

アメニティは、歯磨きセット、耳栓、アイマスク、靴下です。靴下けっこう使えます、模様も飛行機のマークがあったりと普段使いでもそこそこいけるデザインとそして質。

9 食事
2回サーブされ、飛び始めて30分から1時間くらいに最初の食事がサーブされます。2回目は着陸前1時間半から2時間前です。
まず、食事は洋食か和食になります、いったん決めてしまうと2回目も同じ方でサーブされる場合もありますのできちんと伝えましょう。。どちらも味はいまいちですが量は多く、前菜、メインとサーブされます。メイン後にデザートがカートに運ばれてお好みで食べられます。(種類は野菜スティック、チーズ、チョコ、ケーキなど)
飲み物などの種類も豊富です、ワインは欧州ワインがあります。たまにコーヒーがインスタントのみの時があります。紅茶がディルマ(Dilmah)なのは個人的にはすごくうれしいです。

食事の前のアラカルト
食事前菜
食事メイン
食事デザート
着陸前の2回目の食事

10 軽食
軽食はいつでも食べられます。おにぎり、サンドイッチ、カップラーメン、ナッツ、チーズなどがえらべます。
おにぎりは昔のコンビニの味。軽食はあまり期待できないです。

軽食
着陸前に飴玉をいただきました。

11 到着からゲートまで
着陸後、駐機スポットであるゲートに到着するまで長いと15分程度滑走路上の道路を走ります、短いと5分ほどなのですが。着陸しているのになかなかゲートに着かないため、また定刻がだいたい18時半か19時半と遅い時刻のために、都心へ向かう電車の兼ね合いもありやきもきします。

以上です。

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