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引退

四回生の中田です。私は先月末にテニス部を引退しました。テニス部に入部したのが2回生の時だったので、テニス部に在籍したのは約2年間ということになります。入部当初は体育会特有の雰囲気から入るところを間違えてしまったと思ったものでした。特に大声と全力疾走を求められるボーラー練は大きな声を出すことが苦手かつ入部前まで2年間ほとんど運動していなかった私にとっては苦痛以外の何物でもなく、ボーラー練をしていた期間はどうやって退部しようかということばかり考えていました。しかし、しばらく経つと部活の雰囲気にも慣れ、遠征などのイベントも楽しめるようになっていきました。その後も審判で詰められる等、キツイこともありましたが、これらを乗り越えることが出来たのは部の皆のおかげだと思っています。ありがとう。

さて、テニスの実力という面に目を向けると、高校時代と比較するとミスが減り、軟式感満載だったボレーもしっかりと硬式仕様へと変化しました。サーブの確率もよくなりましたし、戦術の幅も広がりました。高校時代、試合では大体チキって全球スライス又は当てるだけで、練習通りラケットを振りぬくことが出来たのは数回というありさまだったのが、大学のテニス部に入ってからは試合を通じて概ねラケットを振りぬくことが出来るようにもなりました。

とはいえ、何も思い残すことはないかというとそんなことはありません。入部前は4回生になるころにはとっくに公認会計士試験に合格し、レギュラーになっているだろうと思っていたわけですが、現実はそう甘くなく、実力は部内でも下の上止まり、現在も会計士試験の勉強に追われる毎日です。とはいえ入部したこと自体は後悔していません。体力の絶頂期である10代後半から20代前半にかけて思う存分テニスをすることが出来ましたし、部活でしかできないような貴重な経験の数々は間違いなく今後の人生において財産となるでしょう。このブログの読者層は今もよくわかっていませんが、もしこれを読んでいる人の中に、これから大学に入る予定のある人や大学に入ったけどやることが見つからないという人にはサークルだけでなく、部活という選択肢もあるということを伝えたいです。

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