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効率厨がもたらす足の末路

アツが夏い季節になってきましたね。

この季節は特になんですが、靴は湿気と雑菌との戦いになってきますよね。
脱いでそのまま、次の日も同じ靴を履くとなると靴の過剰労働ですよそれは。
靴の労働条件は

週休3日 連勤なし!

が最高です。
まぁボク自身はほぼ連休なしのようなものですが。

さて今回は靴の脱ぎ履きに関してです。

靴の脱ぎ履きちゃんとしてる?

一般的にサラリーマンの方はスーツで出社される際には、
多くの方が革靴を履かれると思います。

革靴を履いて出社し、営業で1日歩き回り、帰宅して靴を脱ぐ。

脱ぎ履きを1セットとしたら、1日1セットですね。
もちろん、社内では履き替える方もいれば、
帰りに居酒屋で1杯となれば座敷にあがるのに脱ぎ履きが増えるとして、
多くても3セットでしょう。

また子持ちのママさんはいかがでしょうか?
まだ小さい子どもさんがいらっしゃるとすると、
送迎で2セット、
お買い物やゴミ出し、お出かけなどで2セット、
多くて4セットでしょうか。

ボクには2人子供がいて、長男は小学生、次男は幼稚園なのですが、
送り迎えや会社と工場の往復などで1日5セットは靴の脱ぎ履きをします

多いですね。

靴のしっかりとした脱ぎ履きは1セット大体30〜40秒かかります。

なので靴の脱ぎ履きだけで1日4〜5分はかかっているということです

靴の種類としては
・革靴
・スニーカー
・サンダル
など時と場合によりますがいろいろな靴を履いています

次男のお迎えは靴を脱いで遊戯室まで行かないといけないので大変です。
お迎えに行って、
靴を履かせて、
自分が履こうと思ったら次男が走り回り出しておろおろする
なんて日常茶飯事ですね。

なので靴べらを必ず携帯しています。
靴べらによって靴も痛めず比較的早く靴を履くことができるからです。

とはいえ時間はかかるし、子供は目が離せないのでもっと簡単に履けたらいいのになとは思っています。

ただボクは知っています。

靴が足に、身体に及ぼす影響を。

靴は足を守ってくれる、しかし少しでも間違うと・・・


前回お話しした足のアーチに関してですが、
靴がしっかり履けていないと足のアーチにも影響を及ぼしています。

主に加齢による足の筋力の減少でアーチが低くなり、カカトの骨が内側に倒れてきて土踏まずが地面についてしまういわゆる「扁平足」といった足の変形が主で、これにより足を前に進める推進力が弱くなり足が疲れやすくなってしまいます。

また扁平足が進むと歩く際に親指がうまく動かなくなり、その負担が人差し指にかかってしまい慢性的な痛みを抱えてしまうことになります。

足が痛くなってくると楽しいお出かけも減り、
出歩かないことによって筋力も衰え、
生活習慣病のリスクも高まる

ということに繋がります。

いやもう、それ。
お先真っ暗。

靴をしっかり履くという5分をケチって
楽しい人生を棒に振っていいのでしょうか?

1日 5分
1ヶ月 2.5時間
1年 1日半

大事な時間です。
少しでも無駄な時間を省きたいのはもちろんです。
ちょっとしたケアをしてあげるだけで楽しい人生を楽しむ準備ができます。

そのためにまず。

きちんとした靴の履き方をご存知ですか?
ちゃんと自分にあった靴を選んでいますか?

前回もお話しましたが、
靴をしっかりと履くにはちゃんとした手順があります。

ひもをほどき、
座り、
足を入れ、
カカトを合わせ、
甲の高さに合わせ紐を結ぶ

靴をしっかりと足に合わせるという行為を毎回することがとても重要です。
足のコンディションも日によって違うため、
その都度調整するのが一番ベストです。

またそれは自分に合った靴がしっかりと選べているのかということも大事になってきます。

靴屋として何ができるのか。

もちろん靴屋としては、
どんな種類の靴であろうと自分に合ったモノを選び、
ちゃんとした履き方で靴を履いて欲しい
そう願っています。

いろいろな種類の靴を楽しむのも靴の良さの1つで
それが靴屋として提案したいことだからです。


ただ。
脱ぎ履き1日5分をなんとか3分にできないのだろうかとは思います。
なんせ1年で1日半ですからね。
キャンプ行けますからね。
半日とちょっとくらいにして余った分で温泉行きたいじゃないですか。

しっかりと足に合わせて靴を履け
かつ
脱ぎ履きの時間が短縮できる。

一つの答えはこの靴です。

7月20日で終わっちゃいましたけれどもね。
しっかり商品化していきますので是非。

それではまた。

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