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「革靴」は希望を与えるプロダクトになるか?

はじめまして。kutsulab(クツラボ)と申します。
靴好きの3人のメンバーが集まり2020年に創業した出来立てホヤホヤの会社です。靴をただのファッションアイコンとして消費するのではなく、靴を取り巻く様々な問題の解決を促し、靴の持つ新たな可能性を探求していきたいという想いからスタートしました。

自由に移動をすることもままならなくなった昨今、旅はおろか「靴」を履いてお出かけをする機会すらも減ってしまいました。そんな時に靴の事業を始めるなんて少々無謀なことかもしれません。

旅や、移動そのものの象徴とも言える靴という存在に、僕らは願いを込めました。
この災禍の後、必ずや当たり前の日常を取り戻す日が来ることを。その時に僕たちの作る「靴」が足元からその人の人生を明るく照らす存在となれることを信じて。

なぜ『革靴』なのか

ステイホームが始まるその前、当たり前のように移動ができた時。あなたの旅やお出かけのお供はどんな靴だったでしょうか。

軽快なスニーカー
重厚なドレスシューズ
涼しげなサンダル
暖かなブーツ
etc...

世の中にはいろいろな種類の靴がありますが「革靴」が真っ先に頭に浮かぶ人はなかなかいないかもしれません。

「革靴」というと、ビジネスマンが履くような紳士靴、学生服としてのローファーなど「きっちりとしたシチュエーションに履くもの」という硬い印象が一般にはあります。その一方で、旅やお出かけを特別な体験にする力が「革靴」にはあると僕たちは考えています。

人生はしばしば「旅」に例えられます。それはきっと、人との出会いや別れ、新しい価値観を知る喜びや困難を乗り越える苦悩があることなど、多くの点で相通ずるものがあるからでしょう。

共に過ごす人たちとの時間が人生に豊かさを与えるように、身に着けるモノが旅の記憶へ彩りを添えてくれます。一方で、旅や外出する時に欠かせないモノである靴。靴の中でも、ではなぜ「革靴」が「旅」の魅力を引き出すポテンシャルを持っていると言えるのでしょうか。

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時間を経るごとに価値が出てくる

たいていのモノは新品の状態が一番キレイとされ、時間とともに劣化していくのが常とされます。「革靴」はそれとは逆に、丁寧に使えば時間が経つほどに味わい深い色に仕上がり、価値が増えていく不思議なプロダクトです。

旅の道中でついた多少の汚れや傷も、メンテナンスをして使うことで靴の表情として個性になり、自分の靴であることの証明に変わっていきます。それはいわば「旅の記憶が革靴に刻み込まれていく」とも言えるかもしれません。

革靴はたとえ靴底がすり減ってしまっても、修理をすることで、10年20年と履き続ける事ができます。共に歩むために、「革靴」はあなたの旅のパートナーであり続けます。

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どんなシーンでもしっくりくるデザイン性

お出かけの時はスマートに、身軽な格好が一番です。特に遠出したり長期間の旅であれば、できるだけ持っていく荷物は少ない方が良いでしょう。

しかし「旅の道中でもオシャレを楽しみたいし、荷物を減らしたいからといって、同じ服装ばかりはちょっと」「アクティブに観光する日もあれば、かしこまった場所にもいく予定もあるんだけどな」など、旅程やお出かけのプランによってはいろんなシーンを想定する必要がでることもあります。

革靴であれば、自然や街中、お洒落なディナーへも、一足あれば場面に馴染みます。大胆に扱ってもそれなりに格好良い靴でいて欲しい。革靴には、カジュアルやフォーマルなどのシーンを問わない普遍的なデザイン性があります。

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履けば履くほど、歩きやすくなる

革靴の一つの大きな特徴は、履けば履くほどに靴がパーソナライズされていくということが言えるでしょう。

買ったばかりの新品よりも、多くの時間を共に過ごすことで、自分の足の形にピッタリと合うようになります。その履き心地は唯一無二。

履き心地の悪い靴ほど、楽しくなるはずの経験を苦痛にさせてしまうものはありません。何が起こるか予測の難しい旅には、信頼できる履き慣れた靴が最高の相棒となります。

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さいごに

kutuslab(クツラボ)では、お出かけにはとって大事なパートナーになる革靴選びを、より良く、より豊かなものにしようと、パターンオーダーのECサービスを2021年春よりリリース予定です。

ブランド名はtieni(ティエニ)と名付けています。tieniはフィンランド語で「私の道」を意味する単語です。

厳しい今の状況だからこそ、コロナを乗り越える希望を持ってプロダクトを作りたい。自分らしい1足をパターンから選んで、その靴を1日でも長く履きつづけるという体験から、自分らしく生きる応援をできればと思い名付けました。

たしかに、今は旅に出かけるには難しい状況かもしれません。しかし、kutsulabの革靴を手にとってくれた人が、次に旅行をする時のことを夢見ながら、普段の生活でワクワクしながら革靴を履いて育てる。そんな体験をプレゼントできれば望外の喜びです。

2021年はウィルスパンデミックが収まり、皆様にとってもより良い1年になることを願っています。

Twitter:@Tieni_Shoes
HP :https://kutsulab.com/

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