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自分らしくあるための「革靴」とは

こんにちは、kutsulab(クツラボ)です。
いきなりですが、みなさんは「ジェンダーイクオリティ(Gender Equality)」という言葉を耳にしたことはありますか?

オリンピックに関連しての騒動もあって最近は取りざたされることが増えましたが、「Gender = 性」「Equality = 平等」という言葉の意味どおり「性別による不平等がない状態」をあらわす言葉です。

この言葉はしばしば「男女平等」というように訳されることがありますが、個人的な想いとしては、実際はより広範な人を対象にしているニュアンスが含まれているのかなと感じたりもします。

仕事における男女格差、妊娠・出産を取り巻く社会制度、家族というものに対する考え方、LGBTQに代表される多様な性に対する受容性など、一口に「男女平等」と言うよりも多くの論点を抱えている言葉。それが「ジェンダーイクオリティ」といえるかもしれません。

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自分の「アンコンシャスバイアス」に気づく大切さ

ところで、この「ジェンダーイクオリティ」に関わる大切なコンセプトの一つに「アンコンシャスバイアス(Unconscious Bias)」という考え方があります。このアンコンシャスバイアスは「人が無意識に持っている偏見や思いこみ」という意味で、ジェンダーイクオリティの文脈で語られるときには「男だから」「女だから」と無意識的に行ってしまっている考え方のクセを指す場合があります。

もちろん、悪意を持って差別的な言動をすることは、到底許されないことでしょう。その一方で、自分が当たり前だと思って何となしに言ってしまった言葉が、誰かを傷つけてしまうことがあることも事実ではないでしょうか。

そうした不幸な状況を防ぐには、こうした「アンコンシャスバイアス」という『自分自身も気付けていない自分』があることを自覚して、なおかつどういった思い込みを持っているか?ということを知っていく必要があるでしょう。

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「自分らしさ」を考えることで「自分の思い込み」に気づこう

では自分が持っている「アンコンシャスバイアス」をどうやって克服していくのか?一つの方法としては、自分が何か行動を起こすときに「自分は本当はどうしたいんだっけ?」と自問する機会を増やすというものがあるでしょう。

たとえば、ジェンダーに関するアンコンシャスバイアスの一つに、モノを買うときの思い込みをあげることができるかもしれません。

・ランドセルの色は、男の子は黒っぽいもの、女の子は赤っぽいものの方が自然だ
・キラキラしたアクセサリーは女性がつけている
・シンプルで無骨なモノは男らしい

など、社会的な慣習から、無意識に一般に共有されているバイアスがあります。私たちが何かモノを買うときには、そうした慣習に知らず知らずのうちに従ってしまうことがほとんどです。

そこで一歩立ち止まって「私は本当はどんなものが好きなんだっけ?」と考えることで、自分自身が持っている思い込みに気づき、よりクリアに偏見なく社会を見るきっかけになるのではないでしょうか。

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kutsulabが目指すもの

我々kutsulabはある意味、そんな「男らしく」「女らしく」とは違った「自分らしく」を考えるキッカケになる体験を提供したいと考えています。

サイズは22cmから27.5cmと幅広く、硬すぎずないカジュアルなデザイン、約10種類のカラーバリエーションなど幅広い選択肢の中からパターンオーダーで自分だけの一足を選ぶ。そんな革靴のECサービスを2021年春より提供予定です。

ブランド名はtieni(ティエニ)。tieniはフィンランド語で「私の道」を意味する単語です。お出かけにとって大事なパートナーになる革靴選びを、より自分らしく、豊かな気持ちで楽しんでほしいと言う気持ちを込めて名付けました。

革靴を選ぶという小さなキッカケですが、皆様の人生と日々の生活が、より豊かで幸せなものになるお手伝いができればとても嬉しいです。

Twitter:@Tieni_Shoes
HP :https://kutsulab.com/

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