見出し画像

筑波大学附属学校紹介!(特別支援学校編)

こんにちは、うたです。タマネギの匂いが嫌いっていう人に対して、硫化アリルがダメなんだね、って話をしたくなるんですよね。やっと最近になって、「でも世間一般からずれてるよなぁ」っと発言を自重できるようになりました。
今日は昨日に引き続き、筑波大学附属学校紹介をしていきたいと思います。もちろん、この会は筑波大学附属学校の卒業生のみではないですが、5種類の特別支援学校がある学校群はとても珍しいので紹介します。

☆附属視覚特別支援学校

画像1

名前の通り視覚障害者が通う学校で、附属高校から歩いて15分くらいで、護国寺の駅からは驚くほど急な坂を上ったところにあります。ちなみに、国立で唯一の視覚障害の学校で、寄宿舎があり全国から生徒が来てます。幼稚部から専攻科まであり、音楽科や鍼灸手技療法科、理学療法科があり専門の技術も学べます。

☆附属聴覚特別支援学校

画像2

もともとは文京区にあったけれど、戦争で校舎を失い、千葉県の市川に移ったそうです。ここも国立の聴覚特別支援学校としては唯一です。視覚特別支援学校と同じで寄宿舎があり、全国から生徒が来ています。運動や美術が得意な生徒が多い印象で、くつばこのロゴなんかも聴覚の子に書いてもらってます。口話(口の動きから言葉を読み取り、声を使って返事すること)の教育を幼稚部から受けて鍛えてきたため、読唇又は口話が得意な生徒が多いです。

☆附属桐が丘特別支援学校

画像3

小竹向原にある、肢体不自由の学校。桐ヶ丘ではなく、桐が丘。よく間違えて「違うよ」って言われます。ここも全国で唯一、国立の肢体不自由児が通う学校です。病院に隣接した校舎と普通の校舎の2つの校舎があり、少し離れています。ちなみに、夏にやっている24時間テレビによく出てます。そこでのイメージは「車いすに乗っている生徒が多い」だと思いますが、実際には自分で歩く子から一人では動けない子までいます。

☆附属久里浜特別支援学校

画像4

自閉症の子たちが通う学校。ここも国立で唯一の自閉症児が通う特別支援学校。幼稚部と小学部しかなく、中学からは他の特別支援学校に移らなくてはいけないです。ここも寄宿舎があるので、県外の生徒も通っています。この学校が2004年に筑波大学附属の仲間入りをしたことで、筑波大学は附属学校数日本一になれました。(同率で北海道教育大学・東京学芸大学・広島大学も1位)立地としては神奈川県の久里浜にあり、海がお隣なので泳ぎたくなる人もいるかも?(けれど、近くの海は遊泳禁止)

☆附属大塚特別支援学校

画像5

文京区の後楽園にある知的障害児が通う特別支援学校。知的障害児が通う国立の学校はたくさんあります。幼稚部から高等部まであり、就労のために工房「わかぎり」に進む生徒も。「わかぎり」では、革細工などを教えており、名刺ケースなどを製作・販売をしています。実は、駒場の70周年の記念で配られたパスケースもmade in 「わかぎり」でした。大塚の子は、人にもよりますが、すごい人懐っこくて、距離感が近い印象が強いですね。

ということで、今日は筑波大学附属の特別支援学校を紹介してきました。どこも少し駅から遠かったり、坂を上ったところにあって行きにくいですが、機会があれば行ってみて下さい! では、また会いましょう、またね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?