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ベビーサインとろう者のドラマ

今日は手話歌に比べて「文化盗用」と言い切りやすそうなテーマを2つ紹介します。今日で「文化盗用」の話は一区切りするイメージです。
こんにちは、くつばこ+のうたです。noteは一晩おいてから上げたほうが良いって話をたくが言ってました。その通りだと思いますが、うたのnoteはそのまま上げてることが多いです…

☆ベビーサインとは?

ベビーサインは僕自身昨日知ったのであまり詳しくないのですが、アメリカ発祥の育児で使う手話のようなものだそうです。赤ちゃんが発声するのは1年くらいは難しいそうですが、手を動かすのは数か月経てば出来るようになってます。なので、手話の単語を教えることで、赤ちゃんとコミュニケーションを取れるようになるというものです。しかし、アメリカ発祥なものを日本に持ってきたときに、手話単語をそのまま持っているので、単語はアメリカ手話が元みたいです。

☆日本手話なら良かったのに…

ベビーサイン協会が日本手話を使っていれば、「文化盗用」と言う必要はないかなとも思うのですが、残念ながらアメリカ手話が使われています。一応、日本手話を使ってもいいと言っていたりするみたいですが、教室とかではアメリカ手話を使うみたいです。協会側にも一応理論があって、「お風呂」と「おはよう」の動きが似てる日本手話より、アメリカ手話の方が赤ちゃんが分かりやすいという話をしています。でも、発音しにくいから「は行」の単語は使わないとかあり得ないわけなので、ちょっとなぁとも思いますけどね。

☆ドラマのろう者の役を聴者がする

ドラマとか映画に出てくるろう者、聴者が演じていることがほとんどです。(ない証明は難しいので、ほとんどと言ってます)レインツリーの国しかり、HANDSIGNのMVしかり。基本的にドラマも映画もなんならMVなどでも、聴者がろう者を演じています。これは、聴者側、もっと言えば制作側はいつも使っている演者を使った方がやりやすいんですよね。

☆聴者が演じるろう者に対する違和感

これらはろう者を扱った作品で儲かるのは聴者、だから「文化盗用」と言い切りやすいと思います。確かに僕自身、聴者がやってるろう者に対する違和感は、聴覚障害を持っている人から聞くことはかなりあります。だとしたら、ろう者に対する適切な情報を提供していないことになりかねないので、あまりよくないでしょうね。個人的にはドラマなどになって、世間から注目されるのは大事だとは思うので、難しいなとも思うのですが。。。

ということで、「文化盗用」って言っちゃうと広まらない部分があるのですが、ベビーサインでアメリカ手話を使うとかドラマでろう者を聴者が演じるといったことは「文化盗用」って言われても正直否定しにくいかなとは思います。ベビーサイン・ろう者を扱ったドラマなどのように、広い範囲を「文化盗用」としないことも大事かなとも個人的には思いますけどね。当事者ではないので、ただのつぶやきですけど。

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