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筑駒はアスペルガー症候群のたまり場?

こんにちは、くつばこ+のうたです。
昨日、ADHDの話をしていました。その話をしているときに、塾と障害と言えばアスペルガー症候群を思いつきました。

☆アスペルガー症候群って?

アスペルガー症候群は自閉症の一つです。自閉症の一つではありますが、知能や言語能力に問題ないので、自閉症の一つとは一見思われません。しかし、自閉症の基本的な症状の
・対人関係が苦手
・言葉の使い方が変
・こだわりが強い
3つがあることで、自閉症の一つとされています。また、アスペルガー症候群ではなく、高機能自閉症などと言われることもありますが、定義は一つに定まっているとは言えないそうで、難しいです。少なくともだいたい同じ、と考えていて大丈夫だと思います。

☆知るきっかけ

アスペルガー症候群、僕が最初に習ったのは高2の時。筑駒は隔週で土曜日に授業があります。高2では隔週の土曜日に課題研究というのがあり、10数人くらいずつの少人数で色々なことを学んだり、調べたり、研究したりします。数学や化学・生物、英語など色々な先生が開講するのですが、うちの養護の先生も毎年開講していて、内容が障害科学です。当然つくばっこの会とかでお世話になってたこともあり、受講していました。その時にアスペルガー症候群の研究をしている人に習った時、はじめてちゃんと知りました。正直、「アスペ」という言葉を耳にしたりとかはありましたが、きちんとは知らない言葉だったんですよね。当然いいイメージは全くありませんでした。

☆筑駒にはたくさん?

そこで話を聞くと、アスペルガー症候群は自閉症スペクトラム障害の一つと知りました。そして、「スペクトラム」というように、うまく線引きがかんたんにできるわけではないということを知りました。その時に、筑駒の生徒や教員にはアスペルガー症候群の傾向がある人がかなり多いと思いました。アスペルガー症候群は世の中の1%程度と言われているそうですが、筑駒にはクラスに数人はいると思います。細かいことにこだわりがあったり、日常生活がパターン化されがちであったり。それでも、生きづらさをあまり感じにくいので、傾向が強くなければ「障害」とは全く思われません。だからこそ、筑駒ではアスペルガー症候群は「障害」となりにくいのかも、と思いました。

ということで、今日はアスペルガー症候群のさらっとした紹介と、筑駒とアスペルガー症候群の話をしました。障害と捉えるかどうかは周りに大きく影響するということが、個人的には一番実感できた体験でした。

参考文献
http://www.aoba-clinic.com/category/1892409.html


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