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6個の点でつづる文字➁

ぷつっぷつっぷつっぷつ
てんてんてんてんてんてん

こんにちは。くつばこのりこです。さあ、今回は点字を打てるようになろう!の回です。点字の仕組みって思ったより簡単だったりして…?

☆文字の構成は規則的

まず、50音ある点字を50種類すべて覚えなければいけないかというとそうではありません。じつは基本的に1段目と2段目の左のマスで母音を、その他で子音を表します。(ヤ行、ワ行除く)まると伸ばし棒を使って、点字を表してみます。

【母音】
〇ー 〇ー 〇〇 〇〇 ー〇
ーー 〇ー ーー 〇ー 〇ー
ーー ーー ーー ーー ーー
ア  イ  ウ  エ  オ

【子音】
ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー
ーー ー〇 ー〇 ーー ーー ー〇 ー〇
ー〇 ー〇 〇ー 〇ー 〇〇 〇〇 ーー
カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ラ行

ヤ行は、母音を下の2段にずらし右上を〇に、ワ行は「ワ」と「ヲ」だけなので覚えちゃえ!って感じです。
これでもう清音(濁点などが付かない音)は読めます!
濁音、半濁音は2マス使います。
例えば、「が」と「ぱ」はこんな感じ。

ーー 〇ー  ーー 〇ー
ー〇 ーー  ーー ーー
ーー ー〇  ー〇 〇〇
ガ(゛+カ) パ(゜+ハ)


☆「とうふ」は「とーふ」「僕は」は「ぼくわ」

点字は「聞こえる音」に基づいて作られています。そのため、伸ばす部分は「ー」に、実際には「HA」と読まない「は」は「わ」に変更します。ここが間違えやすいポイント。その他も数字を表すときの「数譜」や、文節と文節の間で1マスを開けることなど、忘れやすいルールがたくさんあるので、手元に「点訳の手引き 第4版」をおきながらぷつぷつと打つのがおすすめです。

☆いつかパソコンで点字を打ち出してみたい

いつか、いやそう遠くない未来に挑戦するチャンスをつかみたいと思っているのですが、パソコンで点訳するという今の主流のやり方に触れてみたいです。小説とか手で打っていると終わりが見えない…。パソコンで機械的に点訳した後、確認しながら調整をするそうです。パソコンで打ち出すやり方についてはまだまだ勉強不足なので、経験出来たらnoteにあげます!。あ、手打ちの機械はネットで1000円ちょっとで買えますのでぜひ~

前回の記事もよかったらどうぞ~


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