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UDダンスって?

最近教えてもらったユニバーサルなダンスを紹介します。
こんにちは!くつばこ+のせんです。ついてない日って、ことごとくついてないですよね。スマホのバッテリーを交換してもらいに行ったお店が変なところで、教育実習先の先生が異動で別のところに行ってしまっていて、駅から出て自転車に乗ろうとしたら雨が降ってて、慰めに買ったお菓子の袋は上手く開かなくて、バスに乗ってたら雨が止みました。
……明日はいいことありますように。

☆UDダンスって?

みなさん、「UDダンス」って聞いたことありますか?UDはご想像の通りユニバーサルデザイン。手話とストリートダンスを融合させたスタイルが特徴の、2019年に生まれた新しいジャンルのダンスだそうです。名前の由来には、「エンターテイメントを通して、障がいの有無に問わず繋がることのできる環境を広げる」という、願いと思いが込められています。このUDダンスの創始者は北村仁さんという方で、「手話とダンスで世界をつなぐ」をモットーに、ダンススクールや講演、手話検定勉強会など様々な活動をされています。

☆初めて見た感想

せんはUDダンスをもともと知っていたわけではなく、つい最近アルバイト先の仲間に教えてもらいました。その人はろう難聴の人が身近にいるわけでも、障害や福祉に特別感心があるわけでもなくて、たまたま見つけて、なんとなく見ていたそうです。「自分は手話がまったくわからないけど、なんか伝わるものがある」と言っていました。
せんはちゃんとダンスに触れたことがないので、ダンスによる表現の良し悪し・上手下手はわかりません。でも、取り入れられていた手話が、歌詞の言葉に手話単語を当てはめた直訳ではなく、歌詞の意味を汲み取って考えられた表現だったので、「手話を言語として知っている人が作ってそうで良かった」というのが第一印象でした。ダンスがわりと激しい動きが多かったので、細かい手話は見逃してしまいそうですが、手話だということは多くの人が気づくんじゃないかなと思います。

☆音楽と手話

これまでくつばこ+でも手話歌についてのnoteがいくつかあがっていますが、音楽×手話の話題には様々な意見が飛び交います。

「手話をいろんな人に知ってもらえる機会になる」
「聞こえない人にも音楽を届けられる」
「聞こえる人と聞こえない人をつなぐものになる」

とプラスと思っている人もいれば、

「手話は言語だからパフォーマンスに使うものじゃない」
「音楽に手話をつけても聞こえない人には伝わらない」
「聞こえる人が楽しんでるだけだ」

と、マイナスに思っている人もいます。
せんはというと、歌を視覚的に表現できるのって素敵だなと思う反面、やっぱり音があっての手話歌だな、という意見です。音楽が聞こえるか聞こえないかで、手話で伝えたいことが伝わってくるかどうかは、大きく異なる気がします。

☆何を目的にやるのかを決めればいい

ろうの人に伝わらないなら手話歌はダメか、というとそうではなくて、誰に届けるか・どんな目的でやるのかを考えて選べばいいんです。ろうの人に言葉の意味をしっかり伝えたいときは、「手話ポエム」と呼ばれる音楽がないものを選べばいいし、聞こえる人に手話を知ってもらいたいときは、手話歌やUDダンスも大きな力になると思います。
実際私にUDダンスを教えてくれた人も、手話や聴覚障害のことに詳しくないけれど、せんが難聴だと知ったときに、「これ(UDダンス)知ってますか?」と話題にして、一歩近づくきっかけにしていました。「手話を広めたい」と思って手話歌やUDダンスをやっている人は、こういう人が増えてほしいと思ってやっているんじゃないかなと思うんです。そのために手話歌やUDダンスが力になるのなら、大切な方法だとせんは思います。

今日はひょんなことから出会ったUDダンスを紹介してみました。UDダンスの話が出る前と出た後では、やっぱりその人に対する印象が大きく違います。これから手話にも興味をもってもらえたら嬉しいなあ……。

過去に出した手話歌に関するnoteも、よかったら読んでみてください!





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