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『納豆食べられる?と尋ねる前に』

今日はせんがびっくりした記事の紹介です。
こんにちは!くつばこ+のせんです。初めてミスドのハニーチュロを食べました。チュロスは結構好きなので、お気に入りになりそうです。

☆「納豆食べられる?」と尋ねる前に??

不思議なタイトルの記事を見つけました。「マイクロアグレッション」という新しい概念についての記事です。マイクロアグレッションとは、

人種・民族やジェンダー、性的指向、社会的階層などにおけるマイノリティーを、差別したり傷つけたりする意図はなく、むしろ善意やほめ言葉のつもりであっても、発している本人には気づきにくい攻撃的なメッセージを含んでいる言動のこと

だそうです。ちょっと難しいですね。すごく簡単に言うと、「まったく悪意がない言葉でも、誰かを傷つけているかもしれない」ということだと思います。この記事では、「日常に潜む無意識の攻撃」という副題で、いくつか例があがっていました。引用しながら、せんが感じたことを書いてみようと思います。

☆見た目が違うだけで

「ハーフ」と呼ばれるミックスルーツをもつ人は、初対面の人から「なに人?」「ハーフですか?」「外国の方ですか」と聞かれることが多いと思いますが、これらは多人種・多民族のルーツをもつ人がよく経験するマイクロアグレッションだそうです。たしかに海外の文化をもっていそうな人に、興味関心や仲良くなりたいという気持ちでルーツを聞きたくなるのはわかります。でも、人によっては、「どうして見た目が違うだけで、自分の素性を明かさないといけないのか」と思う人もいるようです。せんが初対面の人に、両親の出身地や今住んでいる場所に来た経緯などを話すのと同じようなこと、と考えると、たしかにどうして言わなきゃいけないの?と思うのはなんとなくわかる気がします。

☆納豆食べられる?の裏に隠れたメッセージ

また、日本に暮らす外国人に「納豆食べられる?」「日本のどこが好き?」などとついつい聞いてしまうのもマイクロアグレッションになりうるそうです。尋ねる側に悪気はなくても、中には「ガイジン」「よそ者」の箱に押し込まれていると感じる人がいるからだそうです。「あなたは私たちと違うよね」と線引きをされ、「あなたは私たちの社会では異質だ、日本人ではない」というようなメッセージとして受け取られてしまってもおかしくない、というようなことがこの記事では書かれていました。

☆でも実際「違う」のでは?

せんはこの部分を読んだとき、少しモヤモヤしました。外国籍の人やハーフの人、その他日本以外のルーツをもつ人は、「日本人」とは異なる部分が必ずあるはずなので、「私たちとは違う」のは事実だと思うんです。その上で、「違う」ってダメなことなんでしょうか?私たちとは違うけど、お互いがお互いの文化やアイデンティティを尊重していけばいいよね、とならないのはどうしてだろう、と思いました。でもこれも、マジョリティから見た押し付けで、マイクロアグレッションになるのかもしれないと思うと…。やっぱり当事者に思いを聞いて、語ってみないと始まらないような気がします。

ということで今日は、“外国人”や“ハーフ”という普段あまりくつばこ+のnoteでは登場しないものを取り上げてみました。明日はここから発展して、障害も似てるよねという話を書こうと思います。

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