久遠紗歩

くちずさむようにぽつぽつと。まずは書くことから始めていこうと思います。 好きなものは …

久遠紗歩

くちずさむようにぽつぽつと。まずは書くことから始めていこうと思います。 好きなものは 小説、漫画、アニメ、音楽、甘いお菓子にあたたかい飲み物。 たまにカメラをもってどこかへ一人ふらりと出歩きます。

マガジン

  • それは眠りを手放すほどの、

    好きな物、好きな人、好きな音、好きな世界。

最近の記事

[日記]ならば見せましょう、腕によりをかけて

先日Twitterでとあるツイートを見た。 自宅に長時間いると女はクッキーを焼き出してストーリーにのせる というものだった。 私は驚愕した。ストーリーではないにしろ、3日前にクッキーを焼いてInstagramに載せたばかりだったからである。 そしてTwitterでは共感の嵐が巻き起こっていた。ご多分にもれず私もその一人だけど。 しかし不思議だ。 人のことは言えないが、なぜ焼き始めるのがクッキーなのだろう。 シフォンケーキでもプリンでもスコーンでもなく、なぜクッキー

    • [日記]なんということでしょう

      タイトルの通りである。 ちょっと精神の浮き沈みが激しくて、フェードアウトしていたら年が明け、もう春になろうかという今日この頃である。 ものぐさの私がやっぱり長続きするわけもなかったなあと思う。 写真は年が明けてから初めて食べたシロノワール(ミニ)。美味しいね。 最近はもっぱら就活だけれどもこれがまた精神を削る。 面接の練習もするわけだが、なんか熱く語る事が正義みたいな風潮、あれどうにかならないものか。 別に熱意がないわけではないし、仕事は真面目にする気もあ

      • [日記]トルコは広いよ

        1日目、12時間かけてたどり着いたのはイスタンブールだった。 ここから先はバスに揺られての移動が主になる。 トルコの有名な観光名所というのはかなりの距離をもって点在しているため、なかなか個人で多くまわろうと思うと大変そうだ。 ツアーの利点というのはこういうところにあるのかもしれない。 バスでの移動が主、と書いたけれど、1度だけ船での移動があった。バスごと船に揺られてエーゲ海を渡っていくのである。 船の中ではキーホルダーやらジュースやらを売ってやろうと意気揚々とやって

        • [日記]トルコに着いたよ

          入国審査というのは、緊張の一瞬だ。 まず言語がままならない上に、相手はこちらを少なからず疑ってかかってくるからである。 そう思うにもかかわらず、私はsightseeingと滞在日数の予習しかしなかったのだからもうどうしようもない。 さあ行かねば、と意気込んでパスポートを差し出したにもかかわらず 一言もしゃべらずにスタンプを押された。 え、私帰国者用のところとかに並んでしまった? いやパスポートを見れば分かる。日本人だと。 あまりにあっさり無愛想に終わった入国審査

        [日記]ならば見せましょう、腕によりをかけて

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        記事

          [日記]トルコに行くまでが長い②

          前回に引き続き、まだトルコには着かない。 私は未だ、羽田空港の保安検査を抜けた先でまたもウロウロしていた。 免税店であるのをいいことに、ユニクロで買い物をし、免税の本屋さんを見つけ物色していた。 そこに、恰幅の良い関西弁のおじさんがやってくる。 向こうの本屋の方が品揃えよかったなあ、損したあとボヤいていた。そう言われたら北側の本屋まで歩いていくしかない。 なかなかの距離を歩いて行ってみたら、たしかに文庫が占める本棚が倍くらい広かった。何がそんなに違うのだろう。客層

          [日記]トルコに行くまでが長い②

          [日記]トルコに行くまでが長い①

          今回の旅行、行先はずっと前から行きたかったトルコにした。 スリが出ると聞いてビビり、リュックに鍵をつけて(気休め) 食あたりした人の話を聞いてビビり、薬と消毒ウェットシートを買い込み(気休め) 気温の高低差にビビり、寒さ対策グッズも入れて パンパンになったキャリーケースとリュックをもって、はるばる羽田空港までやってきた。 ここからドーハ空港に行き、乗り継いでイスタンブール空港に向かう。 今回のツアーは現地集合現地解散なので、トランジットは1人である。ちなみに初めて

          [日記]トルコに行くまでが長い①

          [日記]洗濯物の山を見つめて

          キャリーケースをガバッと開いて、洗濯物を全部引っ張り出した。 なんだかどことなく砂っぽい気がする。 あの場所で感じた、さらさらとした粒子が居座っている手触りだった。 あの乾いた大地をバスに乗せられひた走っていたわけだから中に砂が入り込むのも仕方がないのだろう。 1度では洗濯機に収まらない程の衣類だった。 時間の体感としてあっという間だったけれど、着回しつつも毎日身につけていた衣類という物質量で見ると、なかなかに長い時間だったのだ。 日本では見たことの無いナッツ類や

          [日記]洗濯物の山を見つめて

          [日記]平行線をゆくものと流れされていくもの

          私が家事をするようになってから意外と時間が過ぎた。 実行するだけなら簡単だが、うちはそれだけではない。 一人暮らしのときとは違う。自分以外の誰かの動きや美意識にも合わせなければいけないということを思い知った。 私は起きるのが遅い。予定がないから当然だ。 生活サイクルを整えるという理由だけでは申し訳ないが起きられない。 当然、両親と朝ごはんの時間はズレる。 食べ終えたあとの自分の食器を洗わなくてはならない。 ここで思う。昼ごはんはどうせあと2時間くらいしたら食べるから

          [日記]平行線をゆくものと流れされていくもの

          [日記]なんでこんなに嫌なんだろう

          母に料理を作りたくない。 母がいない時に料理を受け負うのはよくある事だ。その場合、食べるのは父と私と、たまに弟である。 でも母に料理を作ったことなんて数える程しかない。理由など言うまでもない。母の方が料理ができるからだ。私が作る必要性もないし、正直作ったところで比較対象があるぶん惨めなだけだ。 ひと月ほど前、感情の不安定がひどくなり、料理を作りながら大号泣していた。両親が法事に出かけていて、私がご飯を作らなければいけなかったからだ。 どうせこんな自己満足で作ったもの美

          [日記]なんでこんなに嫌なんだろう

          [日記]ありがとうが気持ち悪いなんて

          タイトルの通りだ。 家族からのありがとうがひどく気持ち悪い。 私は今、仕事を辞め求職中の身だ。前職から畑違いの仕事になるため、1から就職活動をしていかなければならない。 仕事を辞めてから3ヶ月ほどは、生活費などを含めた額を家に入れていたが、最近は家族からの厚意で自動車保険と携帯代金以外は払っていない。 就職活動にお金が使えるように気を利かせてくれたらしい。有難いことだが、私は自分がとても情けなかった。生活費も計算に入れた上で仕事を辞めたのに、そんな風に気を遣わせてし

          [日記]ありがとうが気持ち悪いなんて

          [日記]正しいの重さ

          正しいという言葉が好きになれない。 と言っても、正しくないことが嫌いな訳では無い。正しいということが鬱陶しいからと言って、それを理由にして列に割り込んだり、つばを道に吐き捨てたりはしない。絶対しない(これらは私が非常に、心底嫌悪する行為という理由で例に出した)。 私達は少なくとも、日本という国の、どこかの都道府県の、どこかの市町村に住んでいて、そこではその街のルールがある。法律や条例だ。 それらに則って行動するということは、およそ正しい行いと呼べるだろう。そのルールを無

          [日記]正しいの重さ

          3月は獅子のように

          春ももう終わろうとしている。 桜は散りゆき、花びらは風に舞い上がる。 ふわりと穏やかな風と、ビューっと荒々しい風と。春風というのはどちらのことを言うのだろう。 ともあれ、この時期に風に吹かれると、私はいつもこの作品を思い出す。 羽海野チカさんの「3月のライオン」。 このタイトルは、イギリスの天気に関することわざからきているそうだ。 「March comes in like a lion and goes out like a lamb(3月は獅子のように荒々し

          3月は獅子のように

          [日記]勝手につけてる「ばか」

          さて、何かと事情があり、いろいろとやることに追われている。 そんな中で、少しでも何かをミスすると絶望したような気持ちになる。 それだけならまだよかったのだが、他人(というか実家で起こることだから主に身内だ)にそれを指摘されると、もうイライラして仕方がない。 ただミスを指摘されただけで、「無能」と言われている気がして仕方がない。 なんでそんなこともできないの、お前の頭は空っぽなの、ばかなんでしょ、ろくな生き方してないからそんなことになるのよ、能無し、興味が無いんで

          [日記]勝手につけてる「ばか」

          [日記]仕事を辞めるまでの記録

          今日を最後に、有給消化に入る。 いろいろと手続きがあるらしいけれど、勤務として職場に行くのはこれが最後だった。 これから書くことは私の個人的な記録。見る人によっては不愉快かもしれないけれど、残しておきたいと思ったのでここに記しておく。 1.辞めると決まるまでのこと そこは、研修は勤務にカウントしない方針の職場で、なおかつ土曜に勤務があるところだった。 土曜勤務は交代制で隔週と謳っていたが、2ヶ月に1度はなぜか毎週のように続く土曜勤務。研修が日曜に入ると、もう休みはど

          [日記]仕事を辞めるまでの記録

          [日記]いたいのいたいのとんでいけ

          箱をひっくり返して、説明書きをよくよく読んだ。 頭痛・月経痛(生理痛)・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・咽喉痛・歯痛・抜歯後の疼痛・打撲痛・ねんざ痛・骨折痛・外傷痛・耳痛の鎮痛 でも残念ながら、私が探していた 胃痛 の文字はどこにもなかった。 さて、こうやって並べてみると、人間はこんなに痛くなるところがあるのだなあとしみじみ思う。大変なことだ。痛いのはくるしいし、そればかりに気を取られて思うように動けない。もしくは動けないほど痛くなるか。 どっちも嫌だけ

          [日記]いたいのいたいのとんでいけ

          [日記]気づかなかったらいいのにな

          うちのトイレットペーパーホルダーは、横並びにふたつ並んでいるタイプだ。 先日、トイレに入ったらその片方のペーパーか無くなっていることに気づいた。 トイレットペーパーはもう片方のホルダーにまだあるわけだから、別に私がここで新しいものを入れなくても誰も困らないのだが。 新しいものを出して、取り付けておく。 これは「あとから使う人のことを考えなさい」という両親の教育の結果だ。思いやりの精神である。 他の家のことは分からないが、我が家では、自分が使って無くなったものは

          [日記]気づかなかったらいいのにな