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バカの壁

今日は平成のベストセラーである、バカの壁の紹介と感想を書きたいと思います。この本ば養老孟司氏が書いた本で2003年に発行された本です。



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このタイトルのバカの壁というタイトルインパクトありますよね笑

このバカの壁というのは一方的な物の見方によって出現する壁ということだと読んでいて解釈しました。

この壁何が問題かというと一方的な物の見方によって出現する壁のため、誰かと誰か意見が違う者同士話し合っていたとしてもこの壁がある限り何も相手には響かないという所で問題があります。

わかりやすく言うと相手の話を聞こうとしていないということです。

自分はこうなんだ!という主張で相手と議論していても分かり合えませんということを養老孟司氏は述べていました。

また、私が印象深いなと思った論理があるのでそれを紹介します!

現代の人々は人間は変わらない、情報が変わっていると思っているが人間は日々変わっており、情報は変わらない
そのため、人間が作りだした共通性を重視した言語の論理に反することが出来ない。

個性は意識的なものではなくて身体的なもの、意識というのは本来共通性を求めており、共通性なくしてコミュニケーションを取ることが出来ないから。

この言葉を見た時に確かに自分達は色々誤解しているなと感じました。

人間が変わるから情報と変わらないもので縛り付ける(契約書など)のだなと理解しました。

そして、個性といっても我々に求められているのは共同体の共通了解(社会の常識)においての個性という矛盾したことなんだなとも思いました。

社会の常識から外れて個性を発揮したら捕まるか病院に入れられるとも書いてある笑いました笑

とこういうみんなが常識として考えてるいることは違うのではないかという視点から書いた本です!

ものの考え方の視野を広げるという意味ではとても意義がある本でした。

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