論理的な話し方の極意
これから仕事をする上で何が重要かと考えたとき、やはり自分が思っていることをうまく整理して相手に伝える力が必要なのではないかと思い今回はこの本を紹介します。
この本の著者は齋藤孝さんで聞いたことある人も多いと思います。
齋藤孝さんはまずこの本で何を言っているのかというと論理的に喋るというのは自分が感じた直感や閃きを頭の中で整理して話すことであり、なるべく自分の頭で思ったことを存分に正確に表現出来れば心理的にもスッキリすると述べていました。
そのため現代人が使う「超~」とか「ヤバい」という言葉は具体性がないので一緒に空間を共有して同じ物などを見ていないと相手に自分の思いを伝えるのが難しくなってしまうとも書いてありました。
確かにこれはあると思います笑、私もよく「ヤバい」だとか使ってしまうので気をつけるようにします!
そして、論理的とは様々な視点で物を見ることが出来なおかつ様々な視点を持っていることで自分が閃いた直感などはどの位置から見たものだろうなどと客観的に捉えることが出来ると述べていました。
また、新聞はとても論理的で新聞のように話すというのも論理的だと書いてありました。
その理由は新聞というのは一番大事なタイトルを大きな文字にして、その次にサブタイトル、リード、本分という重要度順で文字が書いてあるのでこれを話すときに応用すれば重要なポイントから先に話し手が言ってくれるので聞き手は話が入ってきやすくなり、安心するというメリットもあるそうです!
この考えは自分も初めて知りました。
話す時間に関してもダラダラと話すのではなく重要な点を踏まえて短く話せば相手に伝えやすく聞き手は集中してくれるとも書いてありました。
私自身この傾向が強いので徐々に治していきたいと思います笑
そして、論理的に話すときに自分の頭の中の考えを整理するときは企画書のようなフォーマット(書式)に落としこむと良いとも述べており、
タイトル→目的→趣旨→内容→まとめ
のような感じでまとめると比較的整理しやすいと言っていました。
他には論理を主張する上でデータは大切でデータの反証性、どの視点から作られたデータなのかなどのデータの信頼性を考えないと論理が破綻してしまうとも述べていました。
最後に、現実として論理では越えられないパワー(権力)の壁がありこれらのパワーも考慮した上で論理を掲げるべきであると言っていました。
これは正にその通りだなと思ってしまいました、現実はそんなに単純なものではなく複雑なもので作られていると言う意見に共感しました!
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