大学院を辞めた話(社会人)

大学院を辞める決断

私が通ったラボは会社から近くてよかったのですが、社会人の受け入れ実績がなく、教授はとにかくラボにきて実験せよという人でした。
最初の数カ月は会社終わりに通っていたのですが、試薬切れやゲルづくり(馬鹿か)など職場では考えられないストレスにあふれていました。
生活は荒れ、博士を取る前に死ぬなと思いました。

辞めると決めた日

二足のワラジがきついというより、効率よくアウトプットできない(金がない)ラボでは社会人が博士を取るのは無理だと思いました。
時間は24時間で労働時間もありますからね。
あとラボに学生がいすぎてお金がなくて実験できないというのもありました。

個人的には会社のデータを纏める手伝いをしてくれて論文指導をしてくれればよくて、バリバリ新規性やIFの高いジャーナルなんて望んでないんですよね。とうことでやめることにしました。
週に2回もラボミーティングして時間潰してる暇があるなら実験した方がいいですよと伝えてあげたいですね。伝えないけど。実験させるとお金かかるしね。

今後は社会人受け入れ実績のあるラボに行きます

会社のテーマが終わるので、なんとか論文にはしなければならないので
そのテーマで社会人の受け入れ実績のあるラボに移ることにしました。(再入学)
とりあえず、同じ分野で同じ学会に入っている先生のラボなのでなんとかなると思います。

今後進学を検討している社会人の方へ
ラボの義務が少ないところへ行くべきで、お金で解決できることを手作りしているラボは危険です。
まずは自分は論文を書いて博士になるということに集中したいことを教員に伝えましょう。その後のことはわからないけど最短で論文を書かせてくれる、書ける環境のラボがよいと思います。

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