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「XX年後に解ける問題」に取り組みたいのか~「時間軸」を決める

こんにちは。楠浦です。

昨日、弊社メンバーと話をしていて、弊社製品(eラーニング)に用いている

「ある技術」

について

「10年越しで、ようやく、使えるレベルに来たね」

という話をしていました。

顧客からの要望で、10年ほど前にも、その技術を用いた機能を実装してみたことがあるのですが

「全然使い物にならない」
「お客様の反応も散々・・・」

ということで、大失敗でした。

そこで思い出したのが、以下です。

書籍紹介のところに、僕は、こう書いています。

==

A.ワイルズは、7年間誰にも話さず、ひたすらこの定理の証明に、情熱を注ぎ続けた。
「解けるという確信」のなせる業でしょうか?
まさに「頭脳をかけた大博打」です。

==

「10年越し」の我々の取り組みも、あきらめず、技術の進歩と顧客要望の

「交差点」

を待ち続けたから、実現できたんだなぁと、感じています。

「企業内発明塾」

でも、

「XX年後に解ける問題に取り組むのか」

ということを、最初に決めていただきます。

「え、今解けるものに取り組むのではないの?」

と思われた方。

「あなたが、ちょっと考えて今解ける問題は、たぶん、既に解かれています」

というのが、僕の経験に基づく感想です。

では、何年後を目指すか。

「10年後」

は答えではありませんが、自分なりに、

「どれぐらいのスパンで取り組みたいのか」

そして

「その間、どうつないでいくのか」

を考えてみてください。

楽しいですよ。

楠浦 拝


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