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抗ヒスタミン薬(第Ⅱ世代)の作用時間について

花粉が飛び始める時期がやってきました。
毎年の事ですが花粉症の人にとってつらい季節になりますね。
薬を飲んでどれくらいで効果が出るかというのは皆さん気になると思います。
自分自身も都度調べる事はあっても、まとめたことはなかったので
今回は第二世代の抗ヒスタミン薬の「最高血中濃度到達時間」と
「半減期」をまとめていこうと思います。

抗ヒスタミン薬(第Ⅱ世代)作用時間比較
(定常状態は半減期の4.5倍で計算)

以上です。
単純なデータだけの比較なので実際の使用感とは違う結果になると思われますが、参考になるかと思います。
薬の効果には個人差があるので一概には言えませんが、
ほとんどのお薬が比較的早く効果が発現するため、症状があるときに飲んでも大体1時間もすれば効果が出てきます。
ですが、お薬は効果がある濃度を維持する事で本来持っている効果を発揮できるものもあります(この状態を定常状態と言います) 。
定常状態を維持するためには定期的なお薬の服用がかかせません。
毎日決められた量と回数を守って服用していきましょう。
皆様のお役に立てるよう、これからも情報の追加・修正をしていきたいと思います。

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