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アンテベートの先発品と後発品の違いについて

色々な場面で使用される機会の多いアンテベートという塗り薬があります。
アンテベートの成分はベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステルといい、いわゆるステロイドを主成分としています。
ステロイドの成分は5段階の強さのランクに分かれますが、アンテベートは上から2番目のベリーストロングのランクに分類され、比較的強い部類に入ります。

軟膏、クリーム、ローションと複数の剤型がある為、症状によって使い分けしやすく、現場でもよく調剤されるお薬となっています。
一般名が長いことと、複数の剤型がある為、どんなメーカーが販売しているのかわかり辛い為、一覧にまとめてみました。

アンテベート軟膏
アンテベートクリーム
アンテベートローション

以上です。
効能効果や使い方は同じ。
添加物に関してはそれぞれ違いがある為、医薬品の混合調剤を行う際は
配合変化に注意いして、行う必要があります。
そう考えるとサレックス軟膏は比較的添加物も少なく、扱いやすい軟膏にも思えます。今後はそのあたりも勉強し、共有できたらと思います。
剤型により販売してるメーカーさんが違うため、まとめることが出来てすっきりしました。
また各メーカーで包装が異なる為、薬局での処方量を考えて採用メーカーを検討したいと思います。
【共通の注意事項】
①原則皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しない。
やむを得ない場合には、あらかじめ適切な抗菌剤(全身適用)、抗真菌剤による治療又は、併用を考慮する事。
②大量又は長期にわたる広範囲の使用は避ける
③化粧下、ひげそり後などの使用は控える
④目の回りへの使用は、眼圧亢進、緑内障、白内障を起こすおそれがある
怖い薬、危険な薬との噂が多いステロイド薬ですが、適切に使用すれば副作用を気にせず最大限の効果を引き出せます。
しかし、純分な理解が無いと思わぬ副作用に直面することもあります。
患者様の治療に貢献できるようしっかり勉強していきます。

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