【ファッション アイテム探訪⑨】ビジネススーツ
日本でいたるところで販売されていたスーツは今後本当に必要なものなのでしょうか。
コロナ禍の影響で在宅勤務が当たり前となりつつある状況は、スーツなどのビジネスウエアを主軸に展開するアパレル企業の業績を悪化させています。
男性にとって仕事には欠かせないアイテムであったスーツをわざわざ自宅で着用する必要はないでしょう。しいて必要とするならばズームなどの電話会議ぐらいでしょうか。在宅での仕事は、スーツそのものがまったく役に立たないことを知らしめるきっかけとなったのは間違いありません。
個人的にはスーツはファッションアイテムとして大好きなものですが、その存在価値が弱まることは残念でなりませんが、それが現実です。一年中、ノーネクタイ、ノージャケットが普通になっていくでしょう。18世紀にはフロックコートなどを着ているのが当たり前だった時代も今やそんな服見る影もありません。また日本において着物を着ることがめっきり減っていますが、スーツも同じような運命をたどるのでしょうか。
しかし、そんな着る必要がなくなりつつあるスーツには、本当に魅力はないのでしょうか?冷静に考えてみれば世界各国の首相はスーツを着用せず首脳会議に参加することはないですし、日本の政治家や官僚マスコミなども相変わらずスーツを着ています。やはり、正式な場所や状況においては、依然としてその役割は大きいと言えるでしょう。
さらに、テレビに出演している芸能人やタレントもスーツを着用している姿をよく目にします。ほとんどがスタイリストさんが準備しているものを着ているとは思いますが、やはり身が引き締まるという気持ちやレギュラーのMCをしている責任があるという気持ちのあらわれでもあるでしょう。以外にも飽きが来ず、長く着ることができ、安心感を与えてくれるのが、スーツなのです!
さあスーツを存分に楽しみましょう。伝統的でクラシックなブランドやクオリティーの高いブランドを選んで、スーツの良さを満喫しましょう!装うと以外にも気分がよく、背筋が伸びるような気持ちになるとこと間違いありません。
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