配信で観た格闘・チャンバラ・銃撃映画※随時更新
疲れたときはアクション映画を観る事にしている。
面白い上に、脳に一切の負荷がかからない。
その上、最近は配信が盛んなおかげで各国のアクション映画が見やすくなっていてありがたい。
というわけで、ストレスの代償に観まくった格闘映画を備忘録兼ねて共有しようと思う。
カーター
悪女スタッフがネトフリマネーで作った主観1カット処理映画。
パクチー好きだけどパクチーのフルコース食べたいかと言うと…と言う感じ。
レイジング・ファイア
ドニー・イェン、ニコラス・ツェーの格闘、銃撃戦、カーチェイスと全部入りでありながら全てがハイレベルにまとまった…というより単品でも他映画を凌駕するレベルの、脅威のハイスタンダード香港映画。
ちゃんとラストに見せ場の格闘シーンがたっぷりあるのも素晴らしい。
最初に見るならこれでいいのでは。
シャクラ
我らが谷垣さんがるろ剣の経験値をドニー兄貴の元へ持ち帰って作った映画と言う印象。
「ドニー・イェンの高速武術×ワイヤーアクション×るろうに剣心」
フィスト・オブ・ザ・コンドル
「ザ・リディーマーのスタッフで、北斗の拳作ったみたいな映画だな」と思ったら本当にそうでびっくりした。
クラシック香港映画ライクなオリジナルの拳法を巡る復讐譚で、ザ・リディーマーっぽい独特の味もあるのだが、何故この題材…?感は拭えない。
ある用務員
未来戦記
ガンパウダーミルクシェイク
ウォンテッド
シューテム・アップ
子供を拾ってしまったことによる、巻き込まれ型ガンアクション。ややコミカル。アクションそのものというより、子連れ、ということも含めて多彩な銃撃シチュエーションで既視感を回避して飽きさせない。アイディア賞的なガンアクション映画。
アジョシ
剣客
韓国産チャンバラ映画。PVほどるろ剣的高速バトルではないが熱意を感じる。
悪女AKUJYO
とにかく特殊なカメラワークアクション博覧会。一見の価値あり。
序盤の一人称、中盤のバイクチェイス、ラストのバス内殺陣とバリエも豊富でアトラクション映画としてはかなり良い。自分の好み的にはちょっとずれる。
東京無国籍少女
押井さんのアクション短編映画。アクション映画好きには刺さらなさそうだが、アクション映画はだいたいアクション意外同じ味付けなので、別の切り口(と言ってもいつものやつだが)で成立しているのは興味深い。
ラストバトルは園村さんのアクションモノの中でも一番展開が多彩で、ここらへんは押井さんの引き出しもあるのかなーと感じた。個人的にはかなり好きだがおすすめはしない。
モンスターハンター
「トニー・ジャーに似合う装備ってなにかなー?やっぱ双剣かなー?ワンチャン穿龍棍出る?」とかワクワクしていたら。弓を装備して出てきた失望感。
ファイティング・タイガー
俺たちのキアヌ・リーブス兄貴の唯一の監督作。キアヌニキの人の良さがフィルムにも出てしまってるのかやや凡庸。
HYDRA
べいびーわるきゅーれアクション監督の園村健介さんが監督もやられている現代ものアクション映画。ラストバトルは地味目だが面白い。
KATE
完成度高くサクッと見れる、女性主人公のアクションモノ。ネトフリ限定。
↓は「シチュエーションと演出で飽きさせない」の誤字です。
バイオハザード・ヴェンデッタ
監督:辻本貴則、脚本:深見真、音楽:川井憲次、そしてアクション監督はべいびーわるきゅーれの園村健介という、押井ファミリーで作られたCG映画で、CGで実写的スタッフのアクション映画がイケるという所が注目点。
CGアクション映画というジャンルが成立している。
漆黒のスネークアイズ
コロナ禍で延期になり、シリーズ予習してまでずっと楽しみにしていたのだが想像を下回る内容。
るろ剣の谷垣健治さんがアクション監督/セカンドユニットディレクター
カンフートラベラー
久々に見たトンデモ映画。逆に無茶苦茶すぎて清々しかったが、全くおすすめはしない。
アイスマン
映画としてはややとっちらかってるがラストの香港アクションスターアベンジャーズバトルは、ハリウッドCGアクションの向こう側「役者の身体能力も高い前提でCGハイブリットアクションで出来ること」が垣間見える
トリプル・スレット
トニー・ジャーとイコ・ウワイスが共闘してスコットアドキンスと闘うのを見れるだけで血行が良くなり肩こり腰痛が治ります。
イップ・マン外伝 マスターZ
ドニー・イェンのイップ・マンシリーズの3に登場したライバルキャラクターを主役にした外伝。主演はマックス・チャン。トニー・ジャーもちょっとだけ出る。
個人的にはイップマンシリーズのドニー・イェンの高速アクション演出があまり好きではないのだが、こちらはかなり今風で良かった。
SHADOW / 影武者
チャン・イーモー監督。
フィルムではなく美術が基本モノトーンの配色になっており、刃物でできた傘を使った創作剣術で戦うという尖った映画。
オシャレ映像と厨ニ展開とアクションの謎のハーモニー。
THE Witch 魔女
韓国映画。アクションパートはあまり多くないが、アニメ的設定をうまくサスペンスに落とし込んでいて韓国映画の巧みさを感じる。
映画として綺麗にまとまってる。少ないがアクションパートがかなりアニメ的で見ごたえ有る。
THE Witch 魔女ー増殖ー
魔女の続編。良くも悪くも予算がついてバトルモノになって、わかりやすく。
前作の尖った良さはなくなってしまって、超能力バトルのビジュアルも結局AKIRAライクで、個人的には少々肩透かしな印象。
無双の鉄拳
韓国映画。作りは正統派アクション映画だが、主演のマ・ドンソクは格闘技系の人ではないのでパワーで押し切る感じ。
ヘッドショット
ザ・レイドのイコ・ウワイス主演のスタンダードなアクション映画。
救出&復讐型
スタンダードなあまりひねりのない作りだが、アクション演出は創意工夫があり面白くてそこ目当てなら観て損はない。
ザ・リディーマー
チリ産アクション映画。マルコ・サロール主演。復讐型。
アクション演出として上手い、というわけではないのだが、全体的に独自スタイルが合って独特な味がある。なによりマルコ・サロールの身体能力が衝撃。
愛と復習の〜は同コンビの前作で低予算だがこちらのほうがのびのびしている。こちらはDVDのみ。
ドラゴン×マッハ
香港映画。SPLシリーズ2作目だが話はつながってないのでこれから観れる。こちらはトニー・ジャーが主演。(実質的にはウー・ジンとダブル主人公という感じ)
全体的にクオリティーが高く、綺麗にまとまっており、アクションも素晴らしく、誰にでも勧められるアクション映画。
SPL 狼たちの処刑台
香港映画。SPLシリーズ3作目だけど話は続いていないので、本作から見れる。トニー・ジャーがゲストで中盤にまとまったアクションもある。救出&復讐型。
ハイフォン
ベトナム産の珍しい女性アクション映画。救出型。
ニンジャ・アサシン
米国産。「鉄分多め」というのは「血がドバドバ出ます」という比喩表現です。復讐型。
CGモリモリ&グロ&勘違い忍者という一風変わったアクション映画。他にあまり見ないスタイルでなかなか面白い。
バトルヒート
米国産。ドルフ・ラングレンとトニー・ジャーのバディーモノ。救出型。
デッドロック2&4
米国産アクション。2はDVDのみ。絶対王者ボイカが実質4。2が1の焼き直しなのでストーリーは同じとのこと(未見)珍しく復習でも救出でもない。
ほぼリング上なのでバリエーションは乏しいが、カメラワークは悪くなくスコット・アドキンスが素晴らしい。話も綺麗にまとまっておりサクッと見れる良作。
おまけ・未見ならまず観てほしい名作アクション映画
トム・ヤム・クン!
トニー・ジャーとピンゲーオ監督なを世界に知らしめたマッハ!の予算をつぎ込みやりきった感のあるトムヤムクン。
あふれるアイディア、1カット処理の回廊アクションや、燃える寺院でのVSカポエラ戦など数々名シーンが…
あまりにも刺さったので北米版BDを買ったり、他のタイアクション映画も色々見はじめた、思い出深い作品。
チョコレート・ファイター
ピンゲーオ監督がジージャー・ヤーニンと組んだこちらも面白い。
ザ・レイド
イコ・ウワイスと「シラット」の名を知らしめた名作。閉鎖空間を生かした展開と暗いカラーが革新的だったなあ。
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