浸漬式によるズボラ珈琲ドリップのすすめ

かなりコーヒーが好きな方だとは思う。
基本的に仕事初めから午後5時位まではほぼコーヒーで水分を摂取している。
だがしかし、あまりドリップ方法にはこだわっていない。
正確には少しこだわって電動ミルなどを買い揃えた事もあるのだが結果挫折した。
当noteに散々書いてきたように、手続きの煩雑さが一定以上を超えるとキャパオーバーとなり他に支障が出るからだ。
そこで長年味と手間の妥協点としてカプセル式エスプレッソメーカーのNespressoを愛用してきた

今でも日々Nespressoを飲んでいるのだが、手間とコスパに対する味の満足感がかなり高く、ある日を境に「これでいいや!」となって今日まで来ている。

コーヒーを自分でドリップしない理由を考える

だがしかし人間何事も続けていれば不満も出てくる。主に以下の2点。
・氷での急冷式アイスコーヒーがちょっと面倒
・エスプレッソも美味しいがたまにはドリップも飲みたい
そこで少し調べてみたら、コーヒーを取り巻く環境は私がNespressoに移行する前の6,7年前とガラッと変わっていた。

そもそも具体的にドリップコーヒーの何が躊躇させるかというと
・ドリップ自体とそれに付随する洗い物がめんどう
「お湯を沸かし、豆を挽き、専用ケトルから細く回し入れする」という細かい拘りは趣味としては楽しいのかもしれないが、毎日飲むものを作るための段取りとしてはいかにもめんどくさい。
そしてドリッパー、マグカップ、ミル、サーバーそして豆の廃棄などの後片付けにもかなり工数がかかる。
めんどくさいことは続かない。
・豆の調達と管理が面倒
もうひとつコーヒーをドリップするのにおいて面倒な足かせが「コーヒー豆の管理」だ。豆の残量の管理や追加購入や計量もめんどくさい。

ズボラドリップ法

上記を踏まえて自分なりに簡単なドリップ方法を模索してみた。
※もっと味にこだわりたい、高みを目指したい工数をかけることを厭わない人ではなく、あくまで面倒くさがりな人間の最適解なのでご留意ください。
※ドリップ式のコーヒーメーカは過去の体験だとちょっと薄く感じるのと、Nespressoと両方置くスペースはないので自分はパス。

コーヒードリップのカイゼン点

まず減らせる工数はどこかというのを考える。
1)ドリップ回数を減らす
これは非常にシンプルだが、一気に淹れてしまえば1杯辺りにかかる工数は自ずと減っていくわけで、対比としてNespressoは常に1杯辺りの工数は固定であるわけだから、そこに近づいていくと言える。

2)計量しない
そもそもカプセル式のように定量化されたもの、既に計量されているものをそのまま使うのであれば計量する手間が省ける。
また毎回使い切れば残量の管理も簡単になる。

3)洗い物を減らす
使う器具を減らしていけば自ずと洗い物は減る。
また量だけではなく器具を「洗いやすいもの」に変えれば洗い物にかける工数は減る。

具体的なドリップ方法をどうしたか?というと器具はや手順は以下の通り。

アイスコーヒー

豆は好きなところで良いが通販で150gで買えるところを探して自分は買いやすい下記にした。ポチればあとは数日後ポストに入っている。
当然豆は挽いてもらっている。

コレを全部上部パーツのドリッパーにブッコミ、蓋についてしまわない程度まで水を注ぎ入れる。(おそらく850mlくらい)
そのまま冷蔵庫へいれて丸一日。
24時間後に引っ張り出してきて、下部パーツを合体させ1分ほど放置していれば波々と抽出される。
公式だとコーヒー175gに水700mlくらいなのでそれに比べるとちょっと薄いのだが、もとは濃縮コーヒーを作って割って飲むイメージなので、自分の感覚だとコレぐらいで氷入れて丁度いいくらいの濃さ。
これはほんと美味しい。店で飲むコールドブリューのちょっとした癖みたいなのも感じないし、ドリップでは出せない濃い感じに出ててめちゃくちゃ好みなので、若干ホットもコレをレンジで温めれば良いんじゃないか?という気もしてきている。
下部パーツにコルク栓をしてそのまま保存しても良いのだが(2週間ほど保存可能)注ぎ口がなくこぼれやすいので、自分は下記ポットに移し替えいる。
コスパとしてはNespresso急冷式と同じか少し安いぐらいだろうか。

ガラスでなく樹脂製なんで割れる心配しなくていいので無茶苦茶良い。
珈琲以外の用途にもオススメ。
後片付けはドリッパーの豆は逆さにしてビニール袋に移して縛って捨てる。少し豆が残るので水洗い。
ほかはざっと水で流すくらいで済む。

ホットコーヒー

普通のドリッパーに見えるが、下部についた栓が普段は閉まっていてポットの上に乗せると自重で底面が押し上げられ栓が開いて抽出される仕組みになっている変わり種ドリッパー。
この機構のおかげで、前述したアイスコーヒー同様、浸して味を出してから一気にドリップするという抽出法でドリップの難しい手順が省略できる。
「そんなバカな」と思う人は、たくさん動画出してる方が居るのでYou Tube検索して見てほしい。
豆は下記のpostCoffeeの45gパックを購入してもらって

同様にを袋全部ドリッパーに放り込み、その上から80度のお湯500mlをぶっかけて、あとは蓋をして6分待つ。カップラーメンみたいな感じですね。

ケトルは上記が温度設定できて型落ちで安くなっててよかったです。
豆の量は公式の推奨よりちょっと多いですが、自分的にはコレくらいの濃さが好み。
その後はポットに抽出飲むだけ。だいたいこの量で自分は一日分という感じ。
後片付けは普通のドリッパーと同じだがペーパーごとぽいっと捨てて、あとはざっと水に流すだけ。

友達紹介コード

postCoffeeでこれ使ってもらえる双方得するらしいのでよろしければ

coffee-qz6xp1

というわけで、簡単で取り回ししやすくかつ簡単にドリップ出来ると思うので興味持った方はお試しあれ。

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