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自分の素直な気持ちを伝えることは自分の愛し方を伝えるということ

残り一つの刺身を食べたいと言えない、言ってはいけないと思っていた私だけど、言わないと人との関係は始まらないということに気がついてきた。

ちょうど、愛聴している「ジェーン・スー 生活は踊る」の「相談は踊る」のコーナー内で、同じように他人の言葉でモヤモヤしたり悲しい気持ちになったりするという悩みを抱えた人の相談が取り上げられていた。
そしてそれに対するスーさんの回答が、先日私が妹に言われたようなこととほとんど一緒だった。

「自分の気持ちを外に出して初めて他人との折衝が始まるのだ」とスーさんは言っていた。相談者の方も、何か言われたときに「なんでそんな言い方をするんだろう」とは思うけどそれを外には出していないそうだ。それを受けてスーさんが「なんでそんな言い方するの、って言っちゃえばいいのに」とも言っていた。それこそまさに私がここ最近で得た一番の気付きだ。
そう、ひっかかる言い方をされたときにはその場で「なんでそんな言い方するの」と言ってしまえば良いのだ。ただそれだけのことなのだ。
そんなかんたんなことだけど、それを放り出すことで相手を傷つけるのでは、と不安になっていたけど、自分を伝えるためにも出すしかない。
それでこじれたらそのときはそのときで、そこからまた修復作業を始めていけばいい。

とにかく、自分を外に出す。そうすることで、相手も「この人はこんなところが気になるんだな」と私への知識が増えていって、扱い方がわかってくる。
自分のことを伝えていくことは、自分の愛し方を伝えていくことだ。
そう思ったら、相手のためにも自分のためにも気持ちを表現するのが楽しくなってきた。

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