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カントリーミュージックってどんな音楽なのか?

私のカントリーミュージックの解釈は、ジャズでもない、ブルースでもない、
でもジャズであり、ブルースであり、ロックであものです。
なんのこっちゃ!?
いや、でも、そうなんです。
音楽って、境界がないから区分けするのがすごく難しい。

カントリーミュージックと言われ、よく耳にする楽曲には、
  ジョン・デンバーの「カントリーロード」
  テイラー・スウィフトの「You Belong With Me」
  ルーク・コムズの「She Got the Best of Me」
など、聞いてソレとわかるものや、そんなものまでって言うものがありますよね。

楽器構成は、ギター、キーボード、ベース、ドラム。
これにさらに、バンジョーや、フィドル(米語で言うバイオリンのこと)、スティールギター(ハワイアンでよくある滑らかな音が出るやつ)が加わると、なんとなく「ソレ」らしくもなる。
「ソレ」らしくもと言ったように、これまた使う楽器をとっても境界はない。

歌詞は、家族愛や故郷愛、素朴さ、温かさ、逆に荒々しいものもある。
ソレって、日本で言うなら、演歌でもあり、民謡でもあり、歌謡曲でもあり、
ですね。
これまた、境界はない。

前述の通り、テイラー・スウィフトの楽曲は、アメリカではカントリーミュージックなんですよね。
やはり、境界がよくわからん。

要するに、私のカントリーミュージックの解釈は
「わかっているようで、わかってない」です。
抽象的で失礼します「あんな感じのやつ」なんです。

1つだけ言えることは、心に刺さる沁みる音楽。

聴く人が、そう思うこと・そう感じることができるものなら、それがその人のカントリーミュージックなのでは。
これは、すごく広い解釈をしていますが、そうやって広く考えることで始めて捉えられるものではないでしょうか。

西部劇さながら、カーボーイハットにロングブーツの出立ちで、ヒーハー!って言いながら、土臭そうなバーでウィスキー片手に葉巻を燻らす。窓からは夕陽が見え、その後ろには牧歌的な音楽が流れる。
このイメージが色濃く残っていること否めないのですが、これって、あくまでも西部劇の戦略だったと感じています。

そんなものも含めて、音楽として、色んなエッセンスを取り入れて、息長く発展し、身体にまとわりつくように、心を揺さぶられるもの、それがカントリーミュージックだろうと思ってます。

そんな、心に刺さる沁みる音楽が、日本でも、日本のカントリーミュージックとして、これからどんどん出来上がっていくこと、すごく楽しみです。
人間にとってなくてはならない価値につながればいいなぁ、と、私は勝手に思っているんです。

そんなそんな思いを込めて作った楽曲。 それでは聴いてください。
桃山イチで「自分が見たいと思った自分に成っている」


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